建築遺産のlog!

世界中の建物に行けるといいな

2016-01-01から1年間の記事一覧

No.41⌒★アートなマッケンジー邸【静岡市】

旧マッケンジー邸は、静岡駅からずっと南下した、海岸沿いに建てられています。 静岡駅から3㎞ぐらいなので、歩いて行けなくもありません。 ずっと平地で、途中にアピタと登呂遺跡があるので、そこで休憩していきましょう。 まあ、バスでも行けると思います…

No.40⌒★海老名の複合的蔦屋書店【海老名市】海老名図書館

相鉄線とJR線と、小田急線が乗りつける海老名駅前はどんどん変貌しています。 1979年ニチイ海老名店(イオン海老名店)(31000㎡)が開業し、 1984年ショッパーズプラザ海老名店(14000㎡)、 2002年ビナウォーク(39000㎡)、 そして2015年ららぽーと海老名…

No.39⌒★函館の複合的蔦屋書店【函館市】

函館の冬の夜はとても寒いです。 風もびゅーびゅー吹いて、旅行者を苦しめます。 そんな中、蔦屋書店函館店へ向かいましたが、立地が悪くて、公共交通機関で行こうとする人には辛い場所かもしれません。 まず、函館駅へ降り立ったら、 (函館駅までは自力で…

No.38⌒★はじめての厄除け【佐野市】佐野厄除大師

栃木県佐野市にやって来ました。 東京からだと、JR宇都宮線で小山からJR両毛線へ乗り換えか、 浅草あたりから東武スカイツリーラインで館林→東武佐野線に乗り換えて行きましょう。 いずれにせよ、かなりの長旅です。 佐野駅か、佐野市駅からは徒歩15分ぐらい…

No.37⌒★だるま料理店と看板建築の【小田原市】

小田原市は国府津駅にやって来ています。 国府津は御殿場線と分岐する要所でもあります。 地図を見ると分かりますが、国府津から東は山地、国府津から西は平地になっていて、国府津から事実上、小田原の始まりになります。 ただ、国府津駅は山を出切っていな…

No.36⌒★かやぶき三仏堂とローカル常総線【取手市】

取手市は茨城県の最も南の方にあります。 東京からだと上野乗り換えの常磐線で、乗車時間は50分、712円。 県庁所在地の水戸よりも、千葉県を超えて到着する東京の方が近いですね。 地方の駅らしくパチンコ屋がギラギラ目につく取手駅についてからは、関東鉄…

No.35⌒★横浜港を取り巻く船たち4日本丸

JR桜木町駅前には日本丸が、山下公園の氷川丸と同じく永遠の停泊をしています。 日本丸満船飾時の写真。国際信号旗をいっぱいに掲げています。 日本丸がいるこの場所は、旧横浜船渠株式会社第一号船渠、として重要文化財(建築物)にも選定されています。 第…

No.34⌒★鎌倉の檑亭【鎌倉市】

鎌倉の檑亭へ行きました。 檑亭は、「らいてい」と読みます。 「檑」は普通の漢字変換で出てこないので書くには少し面倒なお店です。 らいていは普通、「雷帝」と変換されますね。ロシアの暴君で名高い皇帝になってしまいます。 雷帝は、たくさんの反対する…

No.33⌒★【静岡市】戦争と登呂遺跡、戦争と教団

太平洋で、 アメリカと日本が死闘を繰り返していた1943年、静岡市で軍需工場を建設しようとしたところ、 土の中から古代の水田跡が発見されました。 戦時中なので、水田跡は跡形もなく破壊され、、たわけではなく、緊急に考古学調査が行われ、それは弥生時代…

No.32⌒★日向薬師の落慶【伊勢原市】黒橙ツートン本堂

伊勢原市の日向薬師が落慶を迎えたので行ってきました。 落慶は落成のことですね。 慶の字が入っているのでより喜ばしい感じがします。 横浜からなら相鉄線で海老名まで行って、小田急線に乗り換えて4駅ほど下りましょう。 東京からならきっと、どうにかし…

No.31⌒★【伊豆の国市】韮山の長い歴史を記録した史跡群と江川邸

韮山反射炉へは韮山駅ではなく伊豆長岡駅から行けますが、江川邸は韮山駅から行きます。 江川邸とは江戸幕府の韮山代官所の代官、江川氏の邸で、その36代英龍により、韮山反射炉が建設されることになりました。 江川家は北条氏、後北条氏に仕えましたが、小…

No.30⌒★【前橋市】群馬県庁と群馬会館と佐藤さん

★ 前橋市へ行きたいなら、 JR高崎線で高崎駅まで行き、両毛線に乗り換えれば行き着くことができます。 高崎線を前橋駅まで延伸すればいいのに、と思ったんですが、 前橋駅前は県庁所在地だというのにゴーストタウン化していました( ノД`)(前言撤回) 他の地…

No.29⌒★横浜港を取り巻く船たち3氷川丸

★ 大さん橋の隣の山下公園には、氷川丸が永遠の停泊をしています。 奥には山下ふ頭の物流倉庫群が建ち並ぶ、その横に氷川丸はいます。 係留の鎖にいつも鳥がとまっていますが、カモメか、ウミネコなのか、判別が難しくてすぐにはわかりません。 さらに調べて…

No.28⌒★横浜港を取り巻く船たち2へリ空母いずも大さん橋

ある日。 いつもの大さん橋が… 軍港になっていました(´∀`) 大さん橋にいつも通っていると、いろんな船がやってきて、横浜市民を楽しませてくれます。 何もいなくて、ただ海を眺めるだけになる時も多いです。 客船はターミナル入出港情報によると、ひと月…

No.27⌒★横浜港を取り巻く船たち1大さん橋にやってくる船

★ 横浜港には、たくさんの船舶がやってきます。 横浜港と一口に言っても広大で、 有名な大さん橋や赤レンガ倉庫の周りの新港埠頭、 コンテナがどんどんやってくる大黒埠頭、 ヤンキー漫画で有名になった本牧埠頭(のD突堤) なども横浜港の一部でしょうか。 …

No.26⌒★【多治見市】国宝寺院の永保寺

★ モザイクタイルミュージアムから、東鉄バスで振り出しの多治見駅へ戻って来ました。 (-"-) 多治見駅から再度、バスで永保寺へ向かいます。 バスで約10分。 お寺は森に囲まれていて、流れの強い川も近くに流れていて、蒸し暑い空気が、蒸し涼しいぐらいに感…

No.25⌒★【多治見市】モザイクタイルミュージアムは2D建築物!

★ セラミックパークから下山し、東鉄バスに乗ってまた振り出しの多治見駅へやってきました。 毎回多治見駅へ戻って来なきゃいけないんですが、各スポットを結ぶバスを作ってくれないでしょうか(-"-)。 振り出しの多治見駅からは、再度東鉄バスに乗って、南へ…

No.24⌒★【多治見市】人はいないが広大なセラミックパークmino!

★ 岐阜県の多治見市は、最も暑い都市の座を巡って埼玉県熊谷市と競り合い、2007年8月16日には最高気温40.9度の日本記録を達成しました。 熊谷市も同じ日に40.9度を記録。 まさにデッドヒートを繰り返していましたが、 その後、 高知県四万十市に2013年8月12…

No.23⌒★紅葉はもうすぐの天狗のふるさと【南足柄市】2最乗寺

★ 大雄山駅から徒歩7,8分の南足柄市文化会館は佐藤総合計画設計、 音響担当は、巨大ホールにはいつも名前が出てくる永田音響さんでした。 別名は金太郎みらいホールというらしいですね。金太郎におんぶに抱っこの町です。 人口4万人の町に、座席数約1100人…

No.22⌒★紅葉はもうすぐの金太郎のふるさと【南足柄市】1アサヒビール工場

★ 神奈川県の果ての南足柄市は小田原市の北にあり、ほとんどは深い深い山の中。 麓の平地に人口が40000人超います。 小田原行きになっていますが、 小田原駅で折り返して大雄山行きになり、これで南足柄市の中心部へ行くことができます。 4人掛ボックス席ば…

No.21⌒★話の長い家【熊谷市】

★ 埼玉県の熊谷市。 熊谷は、中山道の宿場町として栄え(8番目の宿)、源平の戦いの頃の熊谷直実などという人が有名です。 熊谷駅についたら秩父へ向かう秩父鉄道へ乗り換えます。 電車は普通の3両編成。 運が良ければ、沿線でSLが走る姿を見ることができ…

No.20⌒★静岡市の巨大建築たち

★ 東静岡駅にやってきました。 駅前にはグランシップが停泊しているように建っています! 名前通り、立派な船、といった形をしていますね。形からして、潜水艦かな? 静岡市は国際港湾の清水港や、たくさんの漁港を抱える海の街でもあります。 漁港では、ぼ…

No.19⌒★妹島王国の日立市

★ 特急ときわで上野から1時間40分、2600円ぐらいかかって日立へやってきました。 福島県いわきまで行くのが、特急「ひたち」。 茨城県の高萩や勝田行きになるのが特急「ときわ」になると思ったんですが、ときわ83号だけはなぜかいわきまで行ってしまいます…

No.18⌒★鴨川市の誕生の地

★ 千葉県は鴨川市へ向かいます。 いつものように、 京急線で久里浜まで南下、 久里浜港までバスに乗って、 久里浜港から金谷港までフェリー、 そこから館山終点の電車に乗って、 安房鴨川行きの電車に乗り換えて行き着くことができます!(;´Д`)(約2300円、…

No.16⌒★混沌とした街の大田区

★ 東京都の南の端の大田区。 いつも、川崎市大田区か、東京都大田区かで迷います。自分だけ…? 東京都大田区は巨大歓楽街の街、蒲田があり、 他には寺町の池上や、羽田空港、貝塚の大森などがあります…。 大森は海苔の産地としても有名ですね。 大森にはのり…

No.15⌒★小田原城を見下ろす一夜城

★ 豊臣秀吉の天下統一に最後まで抵抗した北条氏の本拠地、小田原。 小田原城は今も小田原市の中心に位置しています。 その、小田原城に圧力をかけるように、石垣山城が上から見下ろしています。 石垣山の標高は241m、対して小田原城の天守は海抜68m程度で…

No.17⌒★【伊豆の国市】韮山反射炉と横穴たち

★ 伊豆の国市は2005年に伊豆長岡町や韮山町や大仁町が合併してできた伊豆半島の付け根を占拠している市です。 伊豆の国市へ行くにはまず、三島駅まで行って、そこから伊豆箱根鉄道に乗り換えて行きましょう。 伊豆箱根鉄道はレジャーと聞けば何にでも手を出…

No.14⌒★中国人たちの眠る場所(横浜市中区)

★ 横浜市の中区は、神奈川県庁や横浜市庁もあり、さらにショッピングエリアの桜木町や伊勢佐木町、ビジネス街の関内、横浜港から、元町地区、物流の本牧地区、飲み屋街の野毛町、風俗街からアートの町になりつつある黄金町まで、中区だけで横浜市のすべて、…

No.13⌒★沼津市の御用邸

★ 沼津市。 沼津は東海道五十三次の12番目の宿場町で、漁業なんかが盛んな町です。 五十三次に書かれている絵は、沼津市街地を流れる狩野川沿いの道を急ぐ旅人たちの絵。 夕方の情景です。 沼津市は富士山の南にあり駿河湾に面した温暖な気候で、 漁港も海水…

No.12⌒★甲府の石の庭

★ 善光寺をあとにします。振り返ると、ぶどう畑の向こうで、善光寺は異様な存在感を示していました。 すぐ近くには東光寺があります。 お寺は正方形・反りの強い庇・裳階付きのいわゆる禅宗様の建物です。室町時代。 お寺を巡っているとよく見る形式の仏殿の…