No.40⌒★海老名の複合的蔦屋書店【海老名市】海老名図書館
相鉄線とJR線と、小田急線が乗りつける海老名駅前はどんどん変貌しています。
1979年ニチイ海老名店(イオン海老名店)(31000㎡)が開業し、
1984年ショッパーズプラザ海老名店(14000㎡)、
2002年ビナウォーク(39000㎡)、
そして2015年ららぽーと海老名(40000㎡)
と巨大商業施設ばっかりどんどん増殖する海老名駅前。この駅に、こんなにいらんだろ、と思いますが、
できあがった順にどんどん潰れていくんでしょうか。悲しいことに。
しかし!
埼玉県越谷市のレイクタウンはそれ一つで24万㎡超!越谷のあの、外れの田舎で24万㎡が成り立つのなら、海老名もまだまだ大丈夫かもしれません。
あと、2倍ぐらいいけそうですね。
そして、最近ではJRと小田急線の間の土地も盛んに開発されようとしています。
地主の小田急の発表によると、周囲の既存施設との差別化を図った商業施設やフィットネススタジオなどの施設が建設されるそうです。
それに合わせてなのか、そのJRと小田急線に挟まれた使いづらい土地にある海老名市立図書館もリニューアルオープンしました。
運営は「タイのバンコク夜遊び地図」なる本を貸出図書として納入してしまった、何でもありな印象もある、CCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)。
まあつまり蔦屋書店ですね。
1階の手前がカフェになっていて、暖かい日などは外でコーヒーを楽しめるでしょう。
3階の天文台みたいなのは何ですかね?
1階、2階、3階まで吹き抜けになっています。
1階は本・雑貨売り場と図書館がゆるやかに同居していました。
函館蔦屋書店と同じく、本と、それに関連する雑貨が並べて売られています。
ビレッジバンガードなどと同じ手法で、商品の「種別」の垣根をなくしていきます。
函館店でも使われていた本棚の門!
手前が書店。奥が図書館。
初めて来た人には実に分かりにくいレイアウトです。
函館店でも使われていた、本棚のきれいな照明!
向こうに見える、エレベーターホールはなぜか真っ青な照明ですが、
エレベーターホールから、図書館方面を撮ると今度は図書館の色味が違って見えます。
なんだか不思議です。
同じ場所を撮ってるのに、この寒暖の色の違いは何なんでしょう。
エレベーターホールも青くはありませんでした。
函館と同じように、充実しているキッズスペースの4階!
こうしてみると、作り方は函館店とあまり変わらないですね。規模や条件が変わったぐらい。
外から見えた、天文台みたいなところは、天井が丸い絵本コーナーでした(元はやはりプラネタリウム)。
アッパーライトで丸い真っ白な天井を照らし上げ、
ここに来た子供たちは、このふんわりとした空間を見て、
数年前にお母さんの胎内にいたときのことを思い出し、
安心して本に興じることができるのです(たぶん)
地下にも、図書館が続いていました。
もう見飽きるほど見てしまった、上段、下段を照らす本棚群。
心地よい空間に思えます。