No.219⌒★【鎌倉市】鎌倉駅西側の建物(前編)
【建築遺産のlog!】第219号
2018年8月29日
鎌倉駅の東側は鶴岡八幡宮がある観光地。西側はそれに比べてたいして観光地化されていませんが、ちらほらと古い建物もあります。
北西の建物:古我邸
まずは鎌倉駅から北西に300mぐらい歩いた住宅地。
に、古我邸という洋館が現れます。この古我邸は数年前からレストランとして活用されているので中にも入ることができます。
ランチ数千円、ディナー12000円などという食事代を負担できればね…。
3800円のランチは「旬の魚をポワレして胡瓜 ハーブ トマト フレッシュチーズ」みたいなおいしそうな料理が付いているんですが、2倍の値段がする7000円のランチはシェフがその日に決めた、前菜・メイン・デザート共、無公表の料理になっています。
誰か7000円のランチ食べてきてくれないかなあ…。
古我邸は三菱の荘清次郎という人物が大正期に文字通り別荘として整備したものが、この建物で歴史のあるものです。
お金持ちの方、この付近で誕生会などを開かれる予定の方はぜひ。
西の建物:スターバックス
鎌倉駅からまっすぐ西へ行ったところにある、方流れの勾配屋根が特徴的なスタバ。
中には、というより奥にはプールまで付いているそうです。
鎌倉駅から南西方面。もはや江ノ電の和田塚駅に近いところにあるのが、鎌倉彫の寸松堂。
屋根のうえには五重塔によくある「相輪」が乗っていて寺院建築のようにも見えますが、全体として天守閣のようにも見えます。
この建物は昭和11年に鎌倉彫の店舗として建てられていて、現在では国登録有形文化財。
ちなみに鎌倉彫とは鎌倉彫工芸館HPによると、一言でいうと文様付きの漆塗りの工芸品のことですが、明治の廃仏毀釈の流れの中で仏具などの仕事がなくなった仏師たちが民間の仕事へと新たな活路を見出して始めた工芸品に由来するそうです。
無数の寺に囲まれた鎌倉でも、廃仏毀釈・神仏分離令の流れは強かったんですね。
THE BANKと正面に書かれた建物は、銀行の出張所として建てられた昭和初め頃の建築です。
「THE BANK」というのは店の名前で、夜になるとバーとして開店しています。
その上にはかすれていて見えずらかったんですが、おそらく「由比ガ浜出張所」と書かれていました。
建物は小さいながらもきちんとした銀行建築ですね。
THE BANKというバーは伝説のバーと呼ぶ人もいて、人々の思いが詰まったバーだったようですね。今は最初のオーナーとは違う方が再オープンさせています。
バー好きの方は一度、ぜひ。
…以上、全て店の中にも入らず、ただ外観だけ写真に撮ってきたお散歩レポートでした…。
ある日、会社で暇だったので今週使ったコピー用紙の数を数えてみました。
結構、この会社は暇になることが多いのです(勉強でもしろ)。
月曜日は40人ほど集まる会議があって、1部50枚の資料を印刷したので2000枚の紙を使用していました。
他にも、図面チェックして捨てられたり、まちがえてプリントアウトして捨てられたり、30枚綴りのPDFの2~3枚だけ欲しいのに全部印刷してしまったり、印刷の不具合でドサッと捨てることになったり、とにかく捨てる紙の多いこと!使い捨て社会を象徴したような会社です。
チーム内で300枚ぐらい使ったでしょうか。
火曜日は30人ほど集まる会議で、1部40枚ほどだったので1200枚。その他が300枚として1500枚。
そして水曜日も40人集まる会議、木曜日は内輪の会議で、それでも15人ぐらい集合、金曜日は大きな会議は無し。
その他にも部会と称して細かい会議が多数散りばめられています。
その結果、今週は6700枚の紙が6人ぐらいのチーム内で使われていました!1枚50円として、335,000円。
ただ、会議を開催するというだけで、しかも紙代だけで33万円前後が毎週毎週消えていきます。もちろんその他にもトナーや保守点検料なども含めると莫大なものに。
大手ゼネコンとはいえ、まだまだ時代錯誤なことをやっています…。