No.229⌒★【木更津市】きみさらずタワー/【子育て】乳児と添い寝の注意点
【建築遺産のlog!】第229号
2018年12月7日
横浜へ帰るために市原市から木更津市へやってきました。木更津市や袖ヶ浦市はいまや東京・川崎・横浜の玄関口。ここを通らないと始まらなくなりました。
木更津市っていつも横須賀市と混同してしまいませんか?僕だけ?
同じ3文字で港町…不良が多そうなこの町は共通しています…実際はいったいどんな町なんでしょうか。
JR久留里線下郡駅から歩いて700~800mぐらいのところに旧郵便局舎が残されていました。
その建物があるお宅も長屋門付きの立派な敷地。東京から見て千葉市から先はこのような建物がたくさん残されていて、まだ首都圏の開発の波が襲ってきていない地域なんでしょうね(そして今後も)。
周りはまだ田んぼばっかりののどかな地域でした。
建物は昭和初期の建物で玄関の破風がむくりの破風になっていました。
そしてこの時代の建物によくあるピンク色の建物。なぜピンクにするのか…。ピンクの外壁に、日本風の屋根や破風が付いているのは若干違うんじゃないか、と思いますが堂々とピンク色にしてあります。
現在の下郡郵便局は絶賛改装中でした。
そこから西へ12㎞。太田山公園へ向かいます。
太田山公園は木更津駅前より栄えていそうな国道16号線近くのこんもりした山にあり、
ヤマトタケルノミコトと弟橘媛(オトタチバナヒメ)の伝説のある山のようです。
車を公園東駐車場というところへ泊めて、さあ出発(ここに行きつくまでにかなり迷ったが)。
舗装されているのも最初の10mだけで、いきなり未舗装の山道に変わります。とりあえず案内のとおりに進みましょう。
公園へ訪れたはずが、プチハイキングになってしまいました。国道16号はあんなに人がいたのに全く人けの無い山道。革靴で登ります。
そして、
すぐに行き止まりになってしまいました(;´Д`)
案内看板が非常に不親切!最初に方向が示されているだけでその後の分岐点に何も書いていないので道を間違えます。しかたなく、片っ端から道を進んでみて、何となく進みました。それほど大きな山ではないので、迷っても致命的にはならない…はず。
ようやく頂上付近へ着きました。
太田山公園には「きみさらずタワー」というのがある、と聞いていたんで、勝手にスカイツリーとか、行田市の50m展望タワーとかを想像してたんですが、まさか階段式の展望台とは思いませんでした…。
料金いくらかかるんだろうとかびくびくしていたのが、バカだった。
しかし真下から見ると威圧感があります。夕方~夜にかけて行くと不気味な雰囲気になるそうです。
階段の見上げは面白い形。
踊り場のマンホールのようなデザインのもの(レリーフ?)。
屋上からの眺め。海ほたる方面もばっちり見えます。それにしても、木更津市内は土地がたくさん余っていそうですね…。
展望台の上に建っているこの二本のタワーは、古代の伝説にちなむものでした。
向こう側がヤマトタケルノミコト。手前側がオトタチバナヒメなんでしょう。
東京湾の付け根の浦賀水道を渡ってこようとしたヤマトタケルノミコト一行は、途中で嵐に遭い、オトタチバナヒメが身を投げて嵐を鎮めた、という古事によるものです。ヤマトタケルノミコトはこの地でオトタチバナヒメのことを思い、悲しみました。「君去らず」というのが木更津の地名の由来だ、と木更津市などは言っています。
しかし横須賀の方から来たはずなのにヤマトタケルたちは随分北に流されてしまったんですね。身を投げたお姫様の袖もこの辺りに流れ着いて袖ヶ浦市と名付けられてしまいました。
袖ヶ浦も木更津も、真偽はともかく、この古事に大きく影響された都市なわけです。
太田山公園の片隅に建っている刀八神社は、ヤマトタケルノミコトを祀っています。
中を少し覗いてみると、奥の方に御簾がかかっていました。貴人の神様ですね。
★auraの子育て日記(1歳3ヶ月)
最近ますます寝相が悪くなってくる娘。
大きな布団に一緒に寝てますが、娘とは45度の角度で寝るようにしています!
まず、真横に寝ていた場合、真夜中に何か寝言をごにょごにょ言いながら振り下ろしのパンチをくらいます。1歳児でも寝言って言うんですね…。
それから真横に寝ていた場合、一番嫌なのが、一晩中至近距離で咳を受けることですね〜。
今まですでに子ども経由(ほぼ保育園経由)で4、5回風邪を移されたのでできるだけ離れて寝たいです。
だからといって90度の角度で寝ていた場合、子どもが布団をはぎとって寒そうに寝てるのに気づかないし、
何よりかかと落としを喰らいます!
すべてを解決する絶妙な角度が45度だと思うのです。
まあ布団から少しはみ出るのが難点なんですがね…。