建築遺産のlog!

世界中の建物に行けるといいな

No.204⌒★【高萩市】孤独な観光地。穂積家住宅/赤ちゃんの9ヶ月革命はやはり革命だった話

【建築遺産のlog!】第204号

2018年 6月16日

 

穂積家住宅

花貫ダムよりは、町の方に出て、少し北へ行ったところに穂積家住宅という立派な建物がありました。

広い県道沿い(県道67号)に建っています。

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穂積家住宅は周りを水路が取り巻いています。

湿生植物に埋め尽くされていますね。

 

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長屋門の向こうに見えるのが主屋で、江戸時代中期ぐらいの1773年に建てられました。

茨城県の指定文化財。

入場料は無料です。広い敷地内には庭掃除のおじさんしかいませんでした。

立派過ぎる駐車場も整備されていて(トイレ・休憩所付き)、この建物を観光地化したい!という茨城県の気持ちがよーく伝わってきます。

まあ、50台ぐらい停められる駐車場には1台しか車は停まってなかったですけどね。(しかも昼寝目的かも…)

 

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なぜそんなにもお客さんが来ないのか、不思議でならない立派な建物です。

県道沿いのアクセス抜群の立地、美しい家屋、広い駐車場、お金のかからないスポット。

それでもお客さんが来ないのはなんでか、というと

そう、他に観光するところがないから、だと思います。観光地というのは総合力だったりします。

 

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建物は広くて、たくさんの部屋があります。

 

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広間はこの広さ。太い梁を何本もおしみなく使っています。

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向こうが広間、手前が土間、そして馬屋がありました。

かなりゆったりした間取りの家だと思います。

 

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この絵はっΣ(´∀`;)

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穂積家の立派な門の風景でした!

でもここも違うし、あそこも違う……並べて眺めてみると、絵は多少、違いがありますね。案外、てきとうに描かれてます。

そしてかなり俯瞰して描かれてるのもわかります。ドローンを使って眺めているような。 

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客間のすぐ脇には池が広がっています。

 

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池はぐるっと回れるようになっていて、いい雰囲気の庭です。

紅葉の季節に来てもきれいかもしれません。

 

★auraの子育て日記(生後10か月)

 

赤ちゃんの9か月革命はやはり革命だった話!

 

赤ちゃんの9ヶ月革命とは、コミュニケーションが飛躍的に増大する、言葉通り革命だそうです。

9ヶ月目がやっと終わった我が子も最近はコミュニケーションが増えてきています。

どんな変化があったかと言うと、

・人の顔をベトベト触っては喜ぶ

・人の口に入っているハブラシを抜こうとしては喜ぶ

…という、人に自分から何かをして喜ぶ、という行為を始めました(;・ω・)何が楽しいんだか。

受け身ではなく、自分から人と遊ぶ、という行為が芽生えてきたんですね。

 

その他にも、9ヶ月になった当初はほとんどハイハイもできずなぜか後ろに進んでしまうような有り様だったのに、わずか1ヶ月でハイハイはもちろんつかまり立ちから伝い歩きまでできるようになりました。

 

つまり、9ヶ月革命というのは、

コミュニケーション能力が増えるだけでなく、移動能力も大幅にアップする時期でもあるんですね。ふたつが組み合わさることで、革命と言われるほどの変化になるわけです、きっと。

 

というわけで、最近はゆっくりトイレに入る、ゆっくり台所で料理でもする、ゆっくり昼寝するなんて夢と化しました…(´Д`;)

寝たきりの新生児の時代が何と楽だったろうと思います…。