建築遺産のlog!

世界中の建物に行けるといいな

No.205⌒★【高萩市】杉と石の置物の神社。安良川八幡宮/娘の根城

【建築遺産のlog!】第205号

2018年6月19日

 

安良川八幡宮

安良川は、あらかわと読むらしいです。

東京・埼玉のあの巨大河川が頭をぐるぐる巡りました。

安良川八幡宮は高萩駅から1.5kmの距離で、歩いても行けます。

その昔、源頼朝がいた辺りの頃には近くの小学校付近に城もあったようです。

 

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県道から、急な坂を登って住宅街を通っていくと、神社の入り口になります。

大きな鳥居があって、その前に車を止めましょう。

見えてくるのは鳥居の奥に続く、杉の大木。

それはそれは高い杉の木で、一気に深遠な森になりました。

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見返り。コンクリートの路地というのだけが残念なところです。

 

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最後に少しだけ階段をあがります。

たくさんの灯篭がお出迎え。暗い並木道から一気に明るい参道へと変わりました。

一種の心理的効果を狙っての配置なのかもしれません。暗い細い林道から、一気に明るい場所へ…出産をイメージしているのかもしれませんね(あるいは死)。

 

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境内前では車のお祓いをしていました。

あんな拝殿の目の前まで、乗りつけられます!ご利益がありそうです。

 

御祭神について

安良川八幡宮は、誉田別命(ほんだわけのみこと)とも言う、いわゆる八幡様を御祭神としています。

八幡様は武神として崇められ、武将として後々の世まで尊敬を集めた源義家も八幡太郎を名乗っています。

八幡様は第15代の天皇・応神天皇と同一人物とも言われ、なんと130歳で崩御されたそうです!(古事記による)(;´・ω・)

 

安良川八幡宮はもう一人、御祭神がいて、神功皇后になります。

第14代、仲哀天皇の妃で応神天皇の母でもあります。仲哀天皇の崩御後、朝鮮半島へ出兵し、その帰途に筑紫の地で応神天皇を産んだので、母子共々武の神となりました。妊娠中に出兵を…(;´・ω・)

母子でこの神社を守っているんですね…。

 

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本殿の横にあるのが国指定天然記念物の爺杉。

樹齢1000年、幹回り10m、樹高約40mの巨大杉で…したが、残念ながら落雷のため、半分切られてしまいました。

短くなってもなお、天然記念物の資格は有効なんですかね。隣のひょろひょろの若木の方が樹高が高かったりします。

 

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神社境内には子カエルをたくさん乗せた大カエルの置物や(安産?)

 

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怪しげな灯篭が置いてあります。

鹿児島では自然石に灯篭を乗せた山灯篭という灯篭があるそうですが、それでしょうか。

 

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これも変な灯篭。後ろにはフクロウが控えています。(不苦労の縁起もの?)

 

全般に新しくて清潔感のある神社です。裏手には祖霊舎の立派な建物もありました。

 

 

★auraの子育て日記

 

娘の根城

 

娘はハイハイがスムーズにできるようになり、自由にどこへでも行けるようになったので盛んに部屋じゅうを回っていますが、

とりわけ向かうことが多いのが、

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テレビ前のコーナーです。

もうすでに彼女の根城と化しています。

テレビ台に掴まり立ちをしてテレビを10㎝の近さで見たり、

ブルーレイレコーダーのB-CASカードを取り出そうとがんばったりしています(;´・ω・)。

 

テレビ前は魅惑的なものが他にもいっぱい。ヘッドホンのコードで遊んだり、コンセントを引き抜こうとしたり、まあ目が離せないゾーンですね。

 

他に向かうことが多いのは、パソコンが置いてある机まわり。

それから空気清浄機と扇風機まわり。

現代の部屋はなんと子供に触らせたくない家電の多いことでしょう…。