No.203⌒★【高萩市】ちょうど100歳のめがね橋。花貫川第一発電所第3号水路橋/家族間で風邪を移し合う話
【建築遺産のlog!】第203号
2018年6月12日
高萩駅。
高萩市は、日立市の北にある市で、ほとんど茨城県の北端に位置します(最北端は北茨城市)。
上野から特急ときわを使っても2時間弱、5000円を超える料金がかかるので、もはや東京都市圏ではないですね。通勤はむり。
ここでは車がないと何もできないので、車を借りましょう。
車を借りたら駅からは西へ西へと進んでいきます。
駅から10㎞ぐらい、もはや完全な山中に入ってきたところに、花貫ダムというダムがあります。
この花貫ダムから、さらに西にある花貫渓谷までは紅葉の名所と言われています。
今はもちろん赤でも黄色でもない緑の木々で覆われたダムになっていて、駅の方よりも2,3度気温が低いように感じました。
花貫ダムの駐車場に車を止めて、近くにあるというめがね橋の水路橋に向かいました。
花貫川第一発電所第3号水路橋(めがね橋)
あまり、観光地化されていないのか、不安になる入り口でした…(;´・ω・)。
道は草で覆われているんですが、道ははっきりと繋がっているので、こういう場所が慣れている人なら楽勝かもしれません。
途中、土砂崩れ跡がありました。
草ぼうぼうの道を進んでいき、数百メートル歩くと、
通称めがね橋の水路橋が現れました!
アーチ橋が2連になってるっていうだけで、めがね橋じゃないじゃん…。
通称めがね橋、花貫川第一発電所第3号水路橋は土木構造物として登録有形文化財になっています。
大正18年に築かれた、RCのアーチ橋。
花貫川から水力発電の花貫川第一発電所に水を引き込むために、築かれました。
下の方にはアジサイが咲いていたりします。
この簡易的な階段を登っていくと、
水路の上の方まで行くことができました。
水路はフェンスでばっちりガード。入れません。
それにしても上から見るとすごい構造美。
建てられた大正7年は西暦1918年にあたるので、ちょうど100年経ったことになりますね。
このアーチと上部にある水路の間(スパンドレル部)にある束のような縦のRC材の建て方などが、建築史的に重要だということで有形文化財として登録されました。
まだまだRCが導入されてすぐの技術。
耐震性は大丈夫か、少し心配になりました…。
帰りもやや悪路の水路橋への通路を通って帰って行きます。
もう少し、市をあげて整備すればいいのに…と思いますが、花貫ダムの紅葉のシーズン以外はあまり人が訪れないんでしょうね。
今回も、誰一人、人の姿を見かけませんでした。
★auraの子育て日記
家族間で風邪を移し合う話
2週間にわたって人を苦しめてきた喉をやられる風邪はようやく終息にむかいつつあります。
物を飲み込むのも、息を吸うのも、生きているのすら嫌になる、喉の痛みもだんだん和らいできました。
よかったよかった、健康バンザーイ、と喜んでいたら、娘がまた盛んに咳をし始めました。鼻水もどんどん出てきて、風邪の初期症状のようです( ŏㅁŏ;)
顔を合わせれば咳こまれてウイルスを撒き散らしています。
次の風邪は喉の風邪でしょうか、熱から来る風邪でしょうか、
そもそも前と同じ風邪で、家族間で移し合ってるだけなんでしょうか(›´ω`‹ )
昨日、妻も発症したフシがあります…盛んに咳をしています。