No.232⌒★【横浜市磯子区】横浜磯子ブリリアシティ-2【子育て】母親の存在
【建築遺産のlog!】第232号
2019年1月15日
ブリリアシティの中には、東伏見邦英伯爵(のちに出家して東伏見慈洽)が建てたとされる、「貴賓館」が今も堂々とそびえています。
現代のマンション群の中に王様のように建っていて、何だか不思議な感じ。
貴賓館は現在は、料理の鉄人にも出演していた中村孝明レストランとなっています。
レストランはランチでも最低価格4000円の日本料理中村孝明、2400円以上の天ぷら花衣、1200円以上とリーズナブルな価格の茶膳KOUMEIと3つのレストランに分かれています。
我々のような貧乏人は一番安い茶膳KOUMEIに行きましょう。まあ、土日はしっかり予約しないと日本料理中村孝明と天ぷら花衣には入れないと思います。
茶膳KOUMEIは1階、他の2つは2階にありました。
今は貴賓館はマンションに囲まれているので、2階に登ってもマンションの景色しか見えないはずですが、高台に建っているので気持ちいい空間になっていそうです。
茶膳KOUMEIの月替わりランチ(1900円)はこんな感じ。もう少しお金を出せば天ぷら屋に手が届きそうです。
若干割高感は否めないものの、大変おいしく頂きました。
階段も美しいデザインになっています。
ニッチ空間には花瓶だけ。置き捨てられた傘が残念…。
ブリリアシティに行ったら、マンション群の端にあるビレッジカフェの方に行ってもいいかもしれません。
ソファ席も多数あって、のんびりできるカフェだと思います。懐を気にせずに食べられるし…!
ビレッジカフェの方から、傾斜の大きい坂道を下って磯子駅の方に帰ることができます。
磯子火力発電所などの磯子区の工場群の向こうに本牧方面のいわゆる「赤いキリン」が建っているのが見えます。
東伏見伯爵が貴賓館から見た光景とは全く違うものなんでしょうね。
貴賓館が建ったころはいったいどんな美しい風景だったんでしょう。
★auraの子育て日記
娘が6か月頃、ショッピングセンターの駐車場で、父子で母親の帰りを待っていた時、娘がふっっと母親がいないことに気づいたようで、それまで機嫌が良かったのに急に真面目な顔になり、涙を浮かべながら入り口の方をじっと見つめていたことがありました(母親が現れるまで)。
娘が1歳過ぎの頃、父子で先行して実家に帰り母親の到着を待っていた時、娘がふっっと母親がいないことに気づいたようで、外に出ることを要求し始め、半分涙を流しながら自分の家を一生懸命探していました。
福岡の実家からは歩いて横浜の自宅に帰ることはできないのだよ…。
自分の家には母親がいつものように待っていると思い込んでいるのか、とにかくずっとあっちこっち指で指示して探し回ったあげく、疲れて腕の中で眠りにつきました。
母親の存在って、子どもにとってとても重要なものなんだな、と思い知らされました。
今、娘は1歳5か月になりますが、「ママ」の単語は数か月前に早くも覚えたんですが、「パパ」は未だに覚えてくれないのです…。