No.198⌒★【敦賀市】重文・名勝…観光客のいない名寺・西福寺/子育てが一番大変な時期は?
【建築遺産のlog!】第198号
2018年5月25日
気比の松原をさらに西へと進みます。
1.5kmの松原を抜けていくと、商店はほとんど無くなり、住宅街となっていきます。
シーバスがたくさんいるらしい井ノ口川を渡ると工場街、そして農村になりました。
穴地蔵古墳
井ノ口川を渡ってしばらく歩いたところに県指定史跡になっている、穴地蔵古墳がありました。
横穴式の古墳に、後の世に地蔵様が祀られたことから穴地蔵古墳。
穴地蔵は後の時代に置かれたもので関係ないものですが、古墳自体は7世紀ころの古墳で、製塩を行っていた集団のものではないか、と説明板には書かれていました。
敦賀 西福寺
さらに工場を横目に西へ進んでいくと、田んぼの中に西福寺が現れます。
ここにある建物群(3棟)は重要文化財。
まず現れるのは江戸時代後期に建てられた御影堂。
改修はそろそろ終わっているんじゃないでしょうか。
外れにあるお寺なのに建物は立派なもの。
その横にある阿弥陀堂。
もちろん重要文化財。
時代は少し下って、江戸幕府が成立する前頃に建てられました。
屋根の反りが強いですねえ。
お寺の創建自体は建物の建設年代よりもさらに昔で、南北朝時代にあたる、1368年に建てられたと言われています。
南北朝のうちの北朝の後光厳天皇の勅願で創建されました。
北朝ということは1368年は応安元年になります!(南朝なら正平23年)
阿弥陀堂の横にある書院の方へ、たしか入り口を入ったところに300円を納めて入っていくと(無人)、そこには国指定名勝の庭園があります。
重要文化財も名勝庭園もある、このお寺。観光客が来ないのが不思議でしょうがないんですが…。
江戸時代の中期頃と思われるこの庭園は、とても静かな環境で時間が止まったようで心が洗われるようでした。
この書院と阿弥陀堂との間に渡り廊下があって、そこには女性が静かに座っていました。
僕が30分ぐらい庭園を眺めている間、全然動かなかったけど、人形かな?それとも写経でもしてるのかな?
風の音や木の音しかしないこのお寺では集中してものを書くことができそうです。
広い池があって、何やら植物が浮いていました。
池自体はすごく美しいということは無いです。
庭園の奥の方まで登って行くことができました。
写経の女性を除けば、ここには自分ただひとり。広い庭を独占した気になりました。
あちらの方に写っているのが、3つめの重要文化財の建物、「書院」です。
見えないが奥が庫裏。
書院と庫裏合わせて重要文化財だということです。
庭園の全体像。近景、中景。遠景はなさそうですが、急斜面にたくさんの植物があって秋は美しい景色になりそうです。
★auraの子育て日記(生後9か月)
子育てが一番大変な時期は・・?
生後9か月を迎えて、今までどの時期が一番大変だったでしょうか。
体重の重さ、抱っこの辛さという意味では今が一番大変です。(腕がちぎれそうなほど重い)
しかし夜泣きの激しさという意味では、生後すぐが一番大変でした(一晩中泣いてて全然寝られん…)。
目が離せないという意味では今が一番大変です(ハイハイして自由に動き回りやがる…)。
おむつの交換を考えると生後すぐあたりが一番大変でした(一日何回うんちをするんだ…)。
病気のことを思うと、今が一番大変です。(1か月に何度病気をもらってきたら気が済むんだ…)
お出かけの大変さという意味では生後すぐ~4か月ぐらいまでが一番大変でしょうか。すぐに泣いたり、興奮しすぎて眠れなくなったり、そもそもベビーカーに慣れてなかったり、車ではいつも泣いていたり、それはそれは大変でした。
結論:一番大変な時期は生後すぐor今
です。でもその間の時期もかなり大変だったのでご心配なく。