No.88⌒★金谷港周辺のグルメは良い建築で…保田小・合掌館【富津市・鋸南町】
JR内房線で一転して南下します。
保田駅で下車。
ここには有名な
道の駅 保田小学校
があります。
保田小学校の道の駅は、NASCA代表の古谷誠章氏を筆頭に、設計組織ADHの渡辺・木下氏、ワークショップの北山恒氏、空間研究所の篠原聡子氏と、誰もが知っている設計家グループによる設計なのです!
たぶん、誰もが………知ってますよね。
まあ、とにかくその筋では有名な方々ばかり集めたドリームチームのようなグループです。
エントランスはまだ不安定に立っている竹林。
内装外装を設計者毎に割り振って、ここはこの人、あっちはあの人、という風に担当分けしたみたいですね。
でも、なんとなくテイストが似てる設計者たちなので、なんとなく、うまくまとまってると思います。
小学校校舎は金属質な外装で、現代的に生まれ変わりました。
イタリア料理店のDa Pe GONZOという古谷誠章氏が担当したという店でピザを食べましたが、やはり少し高めの、観光地価格でしたね。
ピザ+サラダで2000円ぐらい。目が飛び出るほど高いというわけではないけど、少し高いかな、と思う値段です。
ここまでの交通費が、すでに往復3000円ぐらいかかっているので、そう思うんでしょうか(;´Д`)。
2階では平均台なんかも置いてあって、みんなそれに乗って遊んでたりします。
ハイサイドライトの明るい増築部の空間に、昔のままの元校舎部分。
ここは北山恒氏の担当部分ですね。
ここには他に農産物等が買えるショップや、飲食店3軒、ギャラリーから宿泊施設まであります。
教室に泊まれる宿泊施設は3500円からととても安い価格設定です。
温浴施設も併設されているので快適に過ごせると思います。
さて、東京湾フェリーが到着する港、金谷港の方まで戻って来ました。(保田小に行った日とは違う日だけど…)
ここには古民家のカフェがあります。
元は茅葺だったのであろう、立派な屋根を金属板で覆った大きな民家建物。
カフェえどもんず
という名前の店ですが、合掌館という名前もついてるようですね。
白川郷の合掌造りとは形が少し違うものの、屋根勾配は白川郷並です。
脇の道は雰囲気のいい、石塀が続いた小路ですが、桜も咲き誇っていました。
石塀の小道。このあたりの石塀はやや南国風になっています。
合掌館・カフェえどもんずは、
ここから入ります。
節付きの柱が使われたむくり屋根のエントランスです。
建物の中にも、「武士道」の本やら皇国なんちゃらという本が置いてあったりします。
そのほかはとにかく雑多な店内です。
がらくたか、すごいものか分からないものがたくさん置いてある入り口。
入り口を入っても、店員さんは来てくれません。
ここを勝手に上がって行きましょう。
右は売り物の何か。
左は売り物の飲み物。
後ろにも、手作り感のある、売り物の何か。
その他は全部がらくた。
11時半ごろ行って、半分以上は席が埋まっていました。
比較的、入りやすい店だと思います。
カフェタイムはもっと混むのかもしれませんね。
今は、ランチタイムですが、
ランチっぽいメニューは、ここにはありません。
無数にあるコーヒー(無数にはあるが、数種しか飲むことができない)や紅茶と、バウムクーヘンのセットを食べるしかない店です。
バウムクーヘンは、一輪サイズとハーフサイズがありますが、
手前が一輪サイズ、奥がハーフサイズ。
どちらにしてもとてもおいしそうにやってきます!
「地元・金谷で焼き上げた、バウムクーヘン」と書いてありますが、やはり、金谷にあるバウムクーヘン専門店といえば金谷港の船着場近くにある「見波亭」のことかな?
店内では延々と、このカフェがNHKで取り上げられた時のビデオが流されてました。
その時、常連客(本人)役で出ていた人がいるんですが、ふと、隣を見るとその人が座っていました。