No.208⌒★【北本市】北本の大きな宗教。解脱会御霊地、北本市役所児童館
【建築遺産のlog!】第208号
2018年6月30日
北本市は桶川より北、鴻巣より南にある市で人口は66000人で少しずつ減っている都市です。
大宮より北は、同じような町が続いていて、その中でもとりわけマイナーな町ですよね、北本って。
北本にいったい何があるのか、今まで考えたこともありませんでした、が、
北本市には巨大新興宗教の解脱会がありました!(解脱会御霊地)
見た感じは正統な神道系の宗教施設のように見えます。
もっと引いてみると、山の無い北本で、こんもりとした林になっています。
林の一角では、解脱会の信者たちがバーベキューか何かを食べていて、ダンス大会のようなものが開かれるところで騒がしい境内でした。
成功してる宗教ってだいたいのところコミュニティがしっかりしていて、入ってしまえばとても楽しそうですよね。
エホバの証人も、創価学会も天理教もみな、そういうところで信者を増やしてるような気がします。
核家族化とか会社の飲み会廃止の流れ、とかで独りの自由を謳歌してるけど、みんな、寂しいんですね。
みたいなことを考えながら歩いていました…。
ちゃんと手入れがされている、庭。
仏教の施設もあります。解脱会は、仏教、神道どちらの要素もある宗教のようです。
解脱会は、家庭やご先祖様、皇室を尊重し、感謝を捧げる、どちらかというと昔の良き時代の日本の心を持っている宗教のようです。
政治上はおそらく、右派。
そしてゆずの北川悠人くんの母親の出身宗教でもあります。
悠人くんの母親が設立した「かむながらのみち」の宗教施設・山梨県北杜市の身曾岐神社で今度ゆずのライブを行うそうですね(*‘∀‘)。
北本市役所・児童館
解脱会御霊地の林から抜け出して、北本市役所へやってきました。北本市役所は新しい感じの立派な施設。
2015年に竣工。知る人ぞ知る、安井建築設計事務所が設計を行いました。
エントランスには芝生の広場があって、おにぎりを持った親子連れがのんびりしていました。
市役所は土曜日で休みでしたが、児童館はオープンしていました。
横浜から来たんですが利用できますか…?とおどおどと言ってみたら、ぜんぜんOKですんなり入ることができました。
利用は無料ですが、無料とは思えないほどの充実ぶり。とても広いボールプールはしばらく貸し切り状態でした。
ボールプールの上は吹き抜けになっていて、どちらかというと小学生向けの遊び場がさらに広がっています。
1階はオシャレ感の漂うこども図書館で絵本などがたくさん置かれています。市役所を出たところにも普通の図書館があって、そこにも絵本が置かれていたのでこども関係のものは充実していますね。
2階がボールプールがあるところですが、広い乳幼児スペースなど他に2室あってゆるやかに仕切られていました。
3階はボール遊びや、小学生向けボールプールもあります(乳児は使用不可)。屋外にも出られて、乗り物のおもちゃで遊ぶことができそうでした。
★今日のカレー(*‘∀‘)
北本市といえばカレーだそうです。
北本市は石戸トマトといって大正時代から栽培している、トマトの名産地!
北本市のカレーはトマトをふんだんに使ったトマトカレー。
ごはんはトマトライス、トマトに豚肉を巻いて揚げたものも乗っています。
このカレーは市役所の隣の図書館がある建物のレストランで食べることができます。(のんのスタジアム)
他にも北本市内に12店舗ほど。全国ご当地カレーグランプリなどたくさんの賞も取っています。
トマトカレーレトルトも駅のコンビニ他いろんなところで売っています。
値段は少し高くて、いやめっちゃ高くて430円。
このレトルトカレーのいいところは、裏にトマトライスと豚トマト揚げのレシピが載っているところです。
これさえあればレストラン「のんのスタジアム」のカレーは、完全再現できそうです。
トマトライスはかんたん。ご飯を炊くときにトマトを入れるだけ。シンプルな味なのでトマトカレーによく合うんですね。
豚トマトは少し難しかったです。トマトの丸みに豚肉を巻き付けて行きますが、見事にトマトと豚肉は分離しました。球体だからね…。