No.210⌒★【行田市】足袋蔵と行田/赤ちゃんの目覚まし
【建築遺産のlog!】第210号
2018年7月9日
行田市駅周辺は文化財の建物がいっぱいです。
こちらは、国登録有形文化財の武蔵野銀行行田支店の建物。
建物周りはカストストンといういわゆる擬石を張り付けているようです。
カストストンのストンは石のことですが、「カスト」の方は鋳造するとか落とすとかの意味があって、セメントなどを洗い出して石っぽくしたもののことですね。
この建物は銀行→足袋会館→銀行という使われ方をしてきました。足袋会館って…。
うまい、うますぎるのCMで有名な、十万石まんじゅうの行田本店。
これも国登録有形文化財。1883年明治16年築で、最近まで黒っぽい外壁でしたが、真っ白に改装したようです。
古い文化財の建物だからといって、お客さんを呼び込むわけではないようで、中に入るとお客さんは皆無でした。
5人ぐらいの店員さんに迎えられ、久々の客だったのか大変に親切な接客を受けました。
十万石まんじゅうは、皮はやまいもの風味があるあんこ菓子で、鹿児島のかるかんまんじゅうのような味わいがあります。
その他にもところ狭しとお菓子が陳列されていて、とても選びきれないほどでした。
この建物は呉服商→足袋蔵→十万石まんじゅうの店舗、という変遷を辿ってきました。
昭和の初期に行田市内では、足袋バブルがやってきて、行田じゅうの建物が一斉に足袋関連の建物になっていったのが分かりますね。
その後、バブルは一気にしぼんで行ったので銀行になったり、菓子屋に変わっていったのでしょう。
大澤家の文庫蔵(国登録有形文化財、右側)。
大澤家は足袋の商家でここもやはり足袋関係の建物。
外壁はコンクリートのボーダー模様が特徴的です。
忍城の近くのこの建物も足袋の会社の看板がかかっていました。
鉄板の包帯に覆われた痛々しいこの蔵も足袋蔵(時田足袋蔵)。
このように、行田市街地では、少し歩いただけで足袋蔵にたくさん出会います。
水城公園
最後に、駅から700~800mぐらい歩いたところにある、水城公園をぶらぶらして行きました。
ここは忍城の端の方だったところのようで、水攻めをされた忍城らしく、池に水を豊かにたたえていました。
柵も無い池の周りをたくさんの人が釣りをしていて、のどかな雰囲気。
この池ではどうやら、へら鮒などが釣れるようです。
水鳥(サギ?)ものんびりしています。
比較的人に慣れているのか、近づいても逃げようとはしませんでした。
10m隣ではおじいさんが釣りをしていますが、サギもおじいさんも互いの事は眼中に無いという顔をしていました。
釣りはやったことがないんですが、こんな雰囲気のところだったらやってみたいなあ、と思いました。
広い池を眺めているだけで飽きなさそうです。
ただ、水質が良くないところが玉にキズですが。なんとなく、臭ってきそうでした。
★auraの子育て日記(生後10か月)
自動目覚まし機能のお話
最近、4時半には起きます。
娘が4時半頃起き出していきなり耳元で遊び始めるからです(*´Д`)耳元でキャーとかワーとか。
4時半に起きるのはきっと日の出が早くなったからでしょうね。
どうでもいいですが、日の出の遅い九州ではもっと起きるのは遅くなるんでしょうか。
保育園でへとへとに疲れ果てるまで遊ばされた娘は夜6時過ぎにはすでに寝るモードに入ります。
夜6時過ぎに寝ると…朝の4時半でもう10時間就寝。
たっぷり寝て、元気に起きてきます。
いっぽう、残業でへとへとになって帰ってきたサラリーマンは4~5時間しか眠れないということになってしまうのです。
最近、寝坊の心配だけはしなくて良くなったのには感謝です…。