No.160⌒★【函館市】寝台特急カシオペアの回顧録
【建築遺産のlog!】第160号
2018年1月2日
函館駅に着きました。
函館はやはり風がびゅーびゅー吹いてものすごい寒さでした。
とても立ち止まって写真なんか撮ってる場合じゃない寒さです。
ただその代わり、風が全てを吹き飛ばしてくれて夜景が良く見える、綺麗な街でもあります。
そういえば昔、函館駅に寝台特急カシオペアがラストランにやって来ていて、それを見に行ったことがありました。
遥か本州の方からやってくる、カシオペアの最後の必死な走り(っω<`。)
朝けっこう早い時間だったのに、たくさんの人が見納めにやってきていました。
カシオペアは牽引機関車が先頭なので、こうしてみると、カシオペアを見に来たのか、機関車を見に来たのか分からなくなります。
マニアの方々には、後部へ機関車とカシオペアを接続するシーンがとりわけ重要らしく、
たくさんの人たちが、接続するその瞬間を写真に撮ろうと接続部付近に群がっていました。
無事に接続は成功したようです。カシオペアは新しい青い機関車に連れられて、札幌へ去っていきました…。
カシオペアのラストランが終わって、やれやれと思ってたら、
夜にもう一回来ました(´Д`)。
ラストランじゃなかったんかい!
往路復路のうち、往路のラストランだったらしいですね。
夜9時過ぎに、もう一度ラストランにやってくるカシオペア(往路は朝6時半頃)
(;´・ω・)
なんだかライブのアンコールみたいです。
復路で本当の最後の最後、ということで往路よりも多い人数がやってきていました。
騒々しいホーム。殺気立つホーム。全力で走り回る人たち。
全力で走る大人を、久々に見ました。
そんな中へ割り込む勇気はとてもなく、殺気立つ人々の背中を撮ることに専念していました。
人が超高速で動きまわっていて、写真の中でみんな風になっています(´Д`)。
怒号がしばらく続いたあと、カシオペアは定刻通り去って行きました。
途中駅の函館駅でこの騒ぎ。
終着地の上野駅ではどんなにすごい騒ぎだったんでしょう。
特にマニアではない僕としては、ラストランを撮らずに、ラストラン前のカシオペアの姿を写真に収めたらどうだい、と思うんですがやはりラストランを撮ることに意味があるんですかね。
他の人よりも一日でも一分でも一秒でも最新の姿を撮る、ということに。
でも結局、団体専用列車とか何とかでその後も運転してたんですよね…あの騒ぎには何の意味があったんでしょう。
まあ僕も、たまたまとはいえ、ラストランの往路復路ともばっちり参加してますが…。