建築遺産のlog!

世界中の建物に行けるといいな

No.3⌒★渋谷区の宗教建築の続き

外苑前駅から表参道駅乗り換え、メトロ千代田線で代々木上原駅で降りました。

渋谷区はいろんな路線が通ってるので、どこをどう、回るかでずいぶん効率が違ってきます。めんどくさい街…。

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ここにあるのはトルコ共和国が運営するモスク、東京ジャーミイ

ジャーミイとは、毎週金曜日に集団礼拝を行うモスク、のことだそうです。つまり、モスクです。

木が生い茂っていてあまり見えません。

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裏から。手前の木造アパートも少し気になります…。

 

入り口は、トルコ文化センターが入っている正面玄関から入るか、それをすっ飛ばして玄関横にある階段を上って行くと、礼拝所の入り口に行き着きます。

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モスクの入り口。2階に広めの中庭というか前庭があり、

 

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ヴォールトがかかっています。

黒い棒が柱と柱の間に掛け渡されているのは…?

 

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中は広く、天井も高いです。

お祈りの時間ではないらしく、ほとんど人はいませんでした。それでも何人かの人が熱心にお祈りをしていたので、写さないように気を使います。

あの、扉の先には何があるんでしょう。

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上から優しい光を注いでいたドーム。

たくさんのステンドグラスに囲まれています。

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階段があり、2階もあったけど、男子禁制でした。危うく入るところでした。

 

 

★★

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そこから一駅、渋谷方面に電車に乗った先にある代々木公園駅から徒歩5分のところには、東京キリストの教会がありました。

槇文彦氏設計。

ただ、この日は偉い人が通るからなのか、警察がたくさんいてピリピリしていたので、さっと通り過ぎただけに終わりました。

 

★★★ 

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渋谷駅まで行き、南東へ少し、ミキプルーン三基商事の巨大なピラミッドみたいな怪しい建物を横目に見ながら…

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行くと、東福寺涅槃堂(納骨堂)があります。東福寺本体とは別の場所にあって迷いました。

最近は納骨堂が立派になる傾向がありますね。安く埋葬したい利用者と、墓が売れなくて困っている霊園側の事情ががっちりと結ばれているんでしょうか。

墓が戸建て住宅だとすると、納骨堂は集合住宅で、特に都心向きの施設ですよね。

最近の納骨は機械が骨を自動的に運び出してくれるような、ハイテク納骨堂も多いですね。

 

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外壁は濡れたようなデザインのパンチングメタル仕上げ。

濡れてるのかな…?(つд⊂)ゴシゴシ…

設計は三浦慎建築設計室他。

 

★★★★

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イスラム、キリスト、仏教、と来たらユダヤ教

広尾の赤十字センター前、日本ユダヤ教団です。この建物も槇文彦氏設計。

外壁の目地で無数のダビデの星が現れています。大きなダビデの星の中に小さなダビデの星

 

日本のユダヤ教徒数は推定2000人。ここのシナゴーグの他に、横浜、名古屋、神戸にシナゴーグがあるようです。シナゴーグとは集会所を意味する、ユダヤ教会堂のこと、だそうです。

しかし、あまりオープンな雰囲気でなく、入っていいのかどうかも分かりません。ユダヤ教は布教をする宗教ではないので、それほどオープンではないのかもしれません。