No.216⌒★【鎌倉市】報国寺から鎌倉駅方面への道。田楽辻子のみち、釈迦堂切通、鎌倉宮/1歳0か月児を魅了する、かがくいひろし・だるまさんシリーズの力
【建築遺産のlog!】第216号
2018年8月14日
田楽辻子のみち
報国寺から、鎌倉駅方面へは田楽辻子のみち、という道が続いていました。
田楽とは、田植えの踊りですが、能のように舞台で舞った一種の芸能として発展し、その踊り手たちがこの辺りに住んでいたそうです。
辻子は、十字の道のこと。しんにょうの中に十の漢字が入っていますね。ですが、転じて小路のことを言うようです。
つまり田楽を踊っていた人たちが住んでいた小路のことですね。
鎌倉時代は、執権の北条氏も含めて田楽を鑑賞することが流行っていて、 そういう時代の話です。
田楽辻子のみち。
報国寺から、鶴岡八幡宮の方へ数百m続いています。
途中からは普通の道になっていくんですが、混雑したバスに乗って帰るよりも気持ちいい道かも。
この写真も、もう少し右側に目を向けると、汚いガードレールが設置してあったりして、風情はあまり無い道路なんですが、途中、カフェやおしゃれな蕎麦屋なんかあったりして、いい感じの散歩道になっています。
途中でバス通りに強制的に合流させられて鶴岡八幡宮へと続いています。
鎌倉七切通のひとつ、釈迦堂切通も途中にあります。
が、落石のため厳重に通行止めになっていました。
通行止めだけど、ぼくは行ったよ?みたいなHPがたくさんあるんだけど、この人たち、何考えてるんだろう…(;´・ω・)
通行止めを無視して行った猛者たちの存在が、通行止め看板の多さに現れているんでしょうね。
通行止め看板を何枚設置しようと行く奴は行くようです…。
鎌倉宮
田楽辻子の道からは少し方向が違うんですが、近くには鎌倉宮がありました。
鎌倉宮の御祭神は、護良親王(もりながしんのう)。
護良親王は後醍醐天皇の子で、足利尊氏らと共に鎌倉倒幕に参戦したあと、倒幕後は足利尊氏とは決別し対立しました。征夷大将軍となるものの、政争に負け、足利家に捕われの身となり、このあたりで幽閉され殺害されました。
つまり、鎌倉幕府にとっては敵。そんな人物が、鎌倉幕府の中心地に御祭神として祀られているのは驚きです。
それとも、「敵(後醍醐天皇、足利尊氏)の敵(護良親王)は味方」の法則で味方となっているんでしょうか…。
★auraの子育て日記(1歳0か月)
1歳0か月児を魅了する、だるまさんシリーズの力
だるまさんシリーズって知ってますか?
昔、かこさとしさんの「だるまちゃんとてんぐちゃん」などのシリーズがありましたが、それとは違います。
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かがくいひろしさんの「だるまさんが」という本と、
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「だるまさんの」という本と、
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「だるまさんと」という本があるようです。
あるようです、というのは、うちにはその本は無いからです。
どうやら保育園には置いてあるようで、このだるまさんの本を見るたびに「だーるー」とつぶやいています。
まだ、しゃべれる言葉は「はーい」と「どうぞ」だけの1歳児が…。
つまり3つめに覚えた単語が、「だーるー」。
「ま」がどうしても言えないのは謎です。
毎日見てるNHK教育「いないいないばあ」を見ても「わんわん」とも「うーたん」とも決して口には出しません。
毎日両親が口に出している「おはよう」とか「いただきます」とか「ありがとう」とか言っても、娘は全く反応しません。
だるまさんだけは電車の広告や書店の広告などで見かけたときに明確に、指差してだーるーとつぶやいて反応します!
いったい、この「だるまさん」に1歳児を引き付けるどんな秘密があるんでしょうか…買って試してみようと思います。