建築遺産のlog!

世界中の建物に行けるといいな

No.145⌒★グリーンカラーの進学校【取手市】

茨城県の南端に位置し、ばりばり東京通勤圏内の取手市

県庁所在地の水戸に行くよりも上野に行く方がかかる時間は1/2。

もはや取手市は千葉県とか東京都と言ってもいい立地です。

 

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とはいえ取手発の関東鉄道常総線は未だに無電化ののんびり路線。

やっぱり取手は茨城県ですね…(´-`*)。

 

ここでこんな雰囲気だということは、茨城県の北の方はどれだけ田舎なんでしょう

(´Д`)

 

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関東鉄道常総線で3駅行った新取手駅から1㎞以上歩いた先には、江戸川学園の取手小学校があります。

改修設計は山下設計グリーン系の色合いで統一していて、さては制服も同じような柄かっ、と思いましたが制服は黒のようでした。

グリーンは、江戸川学園の中・高校イメージカラーみたいですね。

つまり、この小学校から羽ばたいて中学校、高校まで行ってね、というメッセージです。

江戸川学園取手中学校の偏差値は68(´Д`)、

同、高校の偏差値は70(´Д`)、

そんなものすごい中高に進むという夢を校舎の色に表した、と言えそうです。(子供の夢というより親のあこがれの学校という感じだろうけど)

どうりで、かなり田舎にあるのに完全防犯の門なわけです。周りは、民家と藪とゴルフ場に囲まれたのどかな地域でした。

 

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見えるところはとにかくグリーン。黄色っぽい色との組み合わせでデザインされています。

休日で、児童の姿は全く見えませんでした。家で、お勉強でもして過ごしているんでしょうか(´Д`)。嫌な人生です…。

 

★auraの子育て日記(生後2か月半)

我が家の子にも、

ついに、

2か月革命がやってきました!

2か月を過ぎたあたりから、2か月革命はもう来たのか、この仕草は2か月革命ではないのか、そもそも2か月革命とはなんぞや、、、とそわそわしていたんですが、

最近の子供の行動を見ていると、これぞ2か月革命!という仕草を次々に見せています。

 

・まずうれしい時は笑うようになりました。それまでは常に能面。無表情。ポーカーフェイスを貫く子。うれしいのか楽しいのか、よく分からなかったのがだんだん笑顔を見せて、分かってきます。

 

・自分で遊ぶようになってきました。とはいえレパートリーはまだ少なくて、今は布団を蹴り飛ばす、という遊びを延々とやっておられます。

寒いから布団を掛けてあげてるのに…。

 

・よくしゃべるようになりました。機嫌のいい時に顔を近づけるとどこかの外国語か何かをマシンガントークでしゃべっています。全く聞き取れません。

 

2か月以上、ずっと顔を突き合わせてきた親にとっては、まさに革命、と呼べる行動なのです。

うれしい時にうれしいと表明する、自発的に何かをし始める、などというのはまさにここからスタートするんだと思います。

 

次は9か月革命。9か月でやっと記憶力が増してきて、名前で反応したりするようになるそうです。

2か月革命ではまだ人間として緒に就いたばかりなんですね(´Д`)

No.144⌒★武神の神社と尋常小学校【岸和田市】兵主神社

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岸和田駅から北東方面に行ったところに、兵主神社という、神社があります。

兵主は「ひょうす(ず)」と読み、みなさんが想像される通り、武神,軍神がおられる神社です。

この神社はなぜか学問の神・菅原道真も祀られていますが、武神として八幡神も祀られています。

八幡神は、武家鎌倉幕府に信仰された鶴岡八幡宮など、全国に広まっている、武神中の武神。源氏も平氏も信仰したすごい神です。

 

兵主神社という名前からして、本当は兵主神が御祭神じゃないのー?という意見もあるようですが、よくわかっていないようです。

兵主神は、漫画のキングダムにも出て来た「蚩尤」という伝説上の怪物が元になっている、弓矢などの武神。

まさしく兵主神社の主にふさわしい神ですが、いかがなんでしょう。

 

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兵主神社も、大阪ではよくあるように、献灯の長い列。

 

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入り口の鳥居を真っすぐ行ったあとは、右に90度曲がったところに拝殿・本殿があるという、変態的な建物配置をしています。

 

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拝殿の後ろにある本殿は桃山時代の建築で、重要文化財に指定されていますが、

ほとんど見えない…(´Д`)

 

本殿は北東の方角を向いて建てられていて、

もしかすると北東の鬼門を封じるように建てられているんでしょうか…。

だから90度に折り曲げた参道を無理やり作ったんですねっ(*‘∀‘)(たぶん)

 

本殿は流造の形式、唐破風が正面についています。唐破風といえば、桃山時代前後に初めて考案されたと言われているデザインです。

この何の変哲もなさそうな社殿が重要文化財にまで指定されているのは、唐破風の黎明期のもので貴重なものだからですねっ(*‘∀‘)(たぶん)

 

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兵主神社と道を挟んだ反対側には、巨大な公園・岸和田市中央公園があります。

総合体育館が隣接してあるので、公園内はスポーツマンだらけかもしれません。

 

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威圧感のあるエントランス

この建物の裏にはベンチが置いてあって、

おっちゃんが大音量でラジオを流しながら、爆睡していました(´Д`)。

 

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この公園内には岸和田市尋常小学校の旧校舎が移築保存されています。

明治36年築。左右対称のデザイン。格式ある玄関が特徴で、国の有形文化財に登録されています。

とはいえ見学は不可。

ガラス越しに眺めるのみです。

 

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建物の全面は木が覆っているので、

この建物はもしかすると後ろから眺めた方がきれいかもしれません。

裏はなぜか庭園になっていました。

建物は筋交いなどの木の構造がよく出ていてる建物ですね。

この建物の近くにも一人、一日中何もしていなさそうなおっちゃんがたむろしていて、こちらを不思議そうに眺めていました…(´-`*)

 

★*.+゚auraの子育て日記

3月頃、赤ちゃんフェスタみたいなイベントに行きました。

コープや、保険屋さん、幼児英語教育の会社に、ベビーカーメーカー、抱っこひもメーカー、ベビーベッドメーカーなどが一同に介したイベントでとても充実していました。

 

9月頃、大さん橋で赤ちゃんフェスタみたいなイベントに行きました。

コープや、保険屋さん、幼児英語教育の会社に、自転車メーカーママチャリ試乗会などが一同に介していました。

 

10月頃、近くの公会堂でイベントが行われていました。

コープや、お菓子などのメーカーが一同に介していました。

 

11月に赤ちゃんフェスタみたいなイベントに行きました。

コープや、保険屋さん、幼児英語教育の会社に、自動車試乗会などもありました……。

 

コープと保険屋と幼児英語はもう見飽きたわヽ(`Д´)ノ(特にコープ)

 

もう、赤ちゃんフェスタみたいなイベントに行くことはないでしょう。

いつも同じようなメンバーばっかりで

収穫はもはや何も無いです。

No.143⌒★自由な陣自由な設計【岸和田市】重盛三玲

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岸和田駅の西にそびえる岸和田城

城の配置は機織りの「ちきり」という器具に似ているところから

千亀利城とも呼ばれているようです。

「ちきり」とは機織りの、円形の棒が2本並んでいて、そこに糸を巻いて織って行く器具のようですが、

 

機織りなんて小学校の社会科の教科書以来見たこともないし、地図を見てもよく分かりませんね…(´Д`)

眼鏡のように2つの島が浮いているようなお城になってますよーということです。

 

ちきりの一方の島は二ノ丸で、現在はレストランと広場になっていました。市民の憩いの場。

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ちきりのもう一方の島は天守閣になっています。観光地。

 

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天守閣を登ると自泉会館の建物なども見えますが(真ん中の建物)、

スポーツ施設の防護壁などもあって汚い街並みです。

この天守閣に登る目的は、たいして綺麗でもない街並みを眺めることではなく、

ただ一つ、お城の庭園を眺めることにあります!

 

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岸和田城の庭園は、日本で一番有名な作庭家、重森三玲氏によってつくられました。

(2位はたぶん小川治兵衛)

この庭は、諸葛亮孔明による八陣の法を表したものとされますが、

八陣の法とは、武田信玄も使った、魚鱗や鶴翼などの8つの陣立て、それを変幻自在に組み合わせたり変化させて戦いを有利にもっていった、その考え方を言います。

 

重森三玲によるこの庭もアメーバのように、まるで生き物のように蠢いている姿形をしていますね。

 

小石と岩だけの静的な材料で、動的な庭を造り上げています。

 

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途中階では、庭の向こうに1本の松があって、低層の建物がずっと続いるいい眺めでした。(金網があったり、庭を見せてあげようという姿勢は一切感じないが…)

 

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立ち上がった岩は兵士のようにも盾のようにも見えます。諸葛孔明は、真ん中の一群にいるんでしょうか。

もしかしたら前衛にいるかもしれないし、そもそも居ないかもしれないのです。

自由で変幻自在な陣。設計コンセプトとしては最高のものかもしれません。

なにせ、何をやってもいいわけなので…。

 

★*.+゚今日のあんこ

今日のあんこは、山崎パンの「あんブレッド」です。

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大きめのパンなのに220円という安さ。

このあんブレッドは、横浜圏内でいろいろ探し回りましたが、イトーヨーカドーでしか見たことがありません。

そのイトーヨーカドーでも何回かに一回しか置いてないという、レアパン!

何回かに一回のその時には数百個のあんブレッドが並べられていてお祭り状態になっています。(結構みんな群がる)

 

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あんブレッドは、

中にあんこが練りこまれていて、焼いてバターを付けて食べるとあんバター焼きパンになってとてもおいしいです。

 

しかし先日、

そのあんブレッドを凌ぐあんこ食パンを西武デパートで見つけました。(またもやセブン&iグループ。

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トミーズの「あん食」。

デパートらしく、価格が一気に上昇して何と960円。

 

何が違うかというと、パンの中にこれでもかとあんこが埋め込まれています。

 

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外周ぐるりと「の」の字型にあんこゾーン。

あんこの量は、実感としてあんブレッドの4~5倍。

あんこ好きにはたまらない見た目の重量感ですが、

残念なことに、

あんこが多過ぎてひと切れ食べればもうあんこなんて見たくもなくなります。

( ´△`)

 

No.142⌒★銀行関係の建物は続く…【岸和田市】自泉会館

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銀行建築の多い岸和田市

この建物は旧四十三銀行の岸和田支店だった建物で、

現在は成協信用組合と書いてあります。

大正時代の建物。

ただ、屋根は、航空写真では大幅な改修が加えられているように見えます。

岸和田市にある有名な銀行建築は、村野藤吾氏設計の泉州銀行、渡辺節氏設計の旧和泉銀行と小さな市内にたくさんありました。

 

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銀行関係の建物の多い岸和田市

この建物は自泉会館と言い、第五十一銀行の経営をしていた寺田さんが建てた文化施設です。

昭和初期に建てられた、またしても渡辺節設計の建物で、登録有形文化財です。

 

RC造2階建て、屋根はスペイン瓦と呼ばれる半円状が連続する瓦の屋根で、スパニッシュ風の様式で建てられているようです。

半円の出窓などがあったりする、こういったスペイン風建物は昭和一桁台の時代に盛んに建てられました。

 

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噴水がエントランスに取り付けられていたりしますが、

どちらかというとシンプルな外観。

 

中へ入ろうとすると、

今日は建物は使用中なので、見学不可だと言われました。

写真クラブの展示会は暇そうだから、行くと喜ばれるよ、そこなら入っていいよとのことでした(半ば強制)。

建物を見せてください。と言ってきた観光客に、写真クラブが暇そうだから見ていけ…と。そう言われるんですね…(;´・ω・)(行くけど)

 

行ってみると確かに写真クラブはお客はゼロ。

 

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小さい階段室吹き抜けは味のある雰囲気でした。

右奥が、写真クラブの物静かな会場。

静まりかえった会場の中、気まずい雰囲気で、建物を後にしました…。

 

★auraの子育て日記(生後2か月半)

相変わらず、興奮するわが子との格闘が続いています。

興奮した時は、すぐにわかります。

落ち着きなく、あちこちを見る目線。手足をバタバタさせ、呼吸は荒いことも。必ずしも機嫌が悪いということではなくて、ご機嫌な時もあります。

 

それが、

ある時、

暴君に変わる時が来るので、興奮状態に陥らないように陥らないように生活を組み立てる必要があります!

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↑まだ暴君ではなく、この後本格的に泣き叫ぶ。

 

興奮状態に陥らせないためには、適切な睡眠が必要だと思います。

1時間半~2時間前後で必ず1睡眠。

出かけた時は、ベビーカーではあまり寝てくれないので、しばらく歩き回った後は抱っこしたりスリングに入れたりして、適宜寝かせます。

それを怠ると、

 

見事に興奮状態の赤ちゃんの出来上がりです(*‘∀‘)

 

ただ、何となく、

興奮状態(夕方)→大泣き(夜)→睡眠(深夜)の流れの方が、寝つきが良いような気もします。

興奮せずに夜すぐに寝てくれたのに夜泣きする子、

興奮して大泣きして夜やっと寝てくれた後はぐっすり寝る子

…いったいどちらがいいんでしょう。

 

興奮も大泣きも夜泣きもしない平和な日々はいつ訪れるんでしょうか(´Д⊂ヽ

No.141⌒★岸和田の銀行建築【岸和田市】泉州銀行・旧和泉銀行

岸和田市は大阪から大阪湾沿いに下ったところに位置する街で、

なんばからは南海鉄道で特急で20分ほどで到着します。

関東在住の人にとって、岸和田だんじり祭りぐらいしか有名なものは無い気がする、岸和田市ですが、何があるんでしょう。

 

岸和田駅にまず到着すると、北側の出口からは、800mぐらい続く、長い商店街に出くわします。

入り口には大きなたこ焼き屋があってそこから店が並んでいますが、威勢のいいのは最初のほんの数十mだけで、あとはいつものようにシャッター街になっていたりします。

アーケードが付いているのがそのうち半分ほど。

 

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アーケードが終わった辺りに、泉州銀行の建物がありますが、

これは村野藤吾氏の設計だということです。

遠くからは新しい建物に見えたんですが、1959年築。

もう60年ほどが経過した建物でした。

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この建物は、格子がきれいだったりします。

山折りの鉄部材が、立体的に表情を見せています。

 

商店街はさらに続いて、終わる辺りには(もはや商店街とは言えない気もするが)

 

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旧和泉銀行の建物が残されていて、こちらも有名な建築家・渡辺節氏の設計。

1933年昭和8年に建てられました。

西洋建築外観ながら日本的に、庇風のものが取り付けられているんですね…。

半円アーチのエントランスが堂々とした感じを出しています。

 

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中に入ると、何やらマダムがおられて、何やら名刺を渡されて、次々にお茶を出されて、壁には怪しげなポスターが貼られていて、

ここは宗教施設だったのか、勧誘されてしまう…(´Д`)と覚悟しましたが、

 

そういうものではなく、優しいマダムなだけでした(*‘∀‘)

 

お茶などの輸入販売をしていて、何らかの「サロン」を作っていて、結局どういう組織なのかは分かりません。

 

建物は2階建てでベランダ風通路がぐるりと回る、気持ちのいい空間です。

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優しいマダムは銀行時代の金庫の中を見せてくれました。

重々しい扉。

 

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中は応接間になっていました。

仏教画。書。カリスマ的な人の絵。

この部屋を見ている時もまだ勧誘されないかドキドキしていました(;´・ω・)

 

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床は網代張りタイル。ここだけが、当時のもののように思えます。

 

旧和泉銀行のこの建物は登録有形文化財

マダムによると、自治体に建物を寄付して残していく方針だ、とおっしゃっていました。

結局次から次に、おいしいお茶を3杯も頂いて、建物を後にしました。いきなり現れたただの旅行者に…。

No.140⌒★春日大社の社殿・杭全神社【大阪市平野区】

大阪市平野区は、大阪市の内陸の方にあります。

天王寺駅から関西本線に乗ると、すぐに到着。

平野区の地名は、杭全氏という領主が荘園開発をしたあとに、平らな野になったことから「平野」という名前になった、などと言われますが、

 

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その杭全の名を冠した、杭全神社が平野駅の近くにあります。

普通に、こうぜん神社と言っていましたが、これは「くまた」神社と呼ぶらしいですね。

ただ、杭全氏とは特に関係はなく、坂上田村麻呂の一族による建立だそうです。

 

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本殿は、壁のように並ぶ拝殿?の後ろに、左から春日造、流造、春日造と並んでいるそうです。(見えない…)

 

見えない本殿たちは全て重要文化財

 

地元の人たちを見てるとやはり、3つともに丁寧に参拝して行かれます。お賽銭3倍。

ここからでも頭が少し見えている、真ん中の流造が一番御利益がありそうな気がしますが、

左の鳥居が立っている春日造の社殿は春日大社にあったものなので、

よって、一番左が格式が高そうな気がします(*‘∀‘)

春日大社も、伊勢神宮などと同じく20年に一度建て替えていたようで、

各地に旧春日大社の社殿が建っていてこの神社もその一つ。

 

一番左の春日造がスサノオ

真ん中の流造の社殿が1日に1000人の人間を殺す、と言ったイザナミ

右側はそれに対して1日に1500人の子を産ませよう、と言ったイザナミの夫のイザナギが御祭神となられています。スサノオはその二人の子。

 

黄泉の国に行ったイザナミが、腐敗した自分の体をイザナギに見られた腹いせに、人を1日1000人殺すと言ったり、黄泉の国を閉じてしまったりして、

夫婦間の争いの末、離婚したそうですが、並んでいても大丈夫なのでしょうか…(;´・ω・)

 

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とはいえここは、美しい拝殿が手前に構えています。

上に開く、しとみ戸が涼しげですが、ガラス建具も入った現代風。

 

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春日大社の回廊にも付いている、

釣灯籠がぐるりと建物を囲んでいます。

ここはミニ春日大社のようです。

 

★auraの子育て日記(生後2か月過ぎ)

生後2か月も過ぎると生活もだんだん落ち着いてはきます。

生後すぐの1時間~2時間おきの恐怖の夜泣きが無くなって、3時間~4時間おきになりました。

 

ただ、

泣く時間がどんどんとスーパーパワフルになってくるんですね…。

 

5分も泣けば疲れ果てて寝た子が、それが10分になり、20分になり、最近は1時間近くも泣き続けているような気がします(´Д`)

声量も飛躍的にUP。

近づくと、より盛大に泣くという、そのやり口。

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生後すぐは育児は睡眠との闘いですが、生後2か月もするとだんだんと体力との闘いに変わってきそうな気がします。

うんち量もおむつからはみ出るほど、どんどんパワフルになってきました。

「流せるうんちヘラ」という商品があるけど、ここで使うんですね(*‘∀‘)

おむつのうんちを流さないとゴミの量が半端じゃないのです…。

No.139⌒★海の神住吉大社【住吉区】

大阪市住吉は元々は「すみのえ」と言っていたようですね。

すみのえの、「え」が吉の字になって、いつのまにか「すみよし」と呼ぶようになってしまいました。

今は内陸になってしまっている住吉大社の方まで海がせり出していて、

その後陸地になった住吉大社の西側の広大な敷地が住之江区という名前で存続しています。

つまり、住吉区住之江区も、どちらもすみのえという語源で同じ。

 

住吉大社は昔は海際に建てられていたので、海の神様が祀られています。

住吉大社に居る住吉三神は、それぞれ、

海の神、

航海の神、

和歌の神とされています。(;´・ω・)

和歌…

 

国生みを行ったイザナギノミコトが海で黄泉の国の穢れを落とすため禊で体を洗った時に、その三神が生まれました。

水の底で体を洗うと2神が生まれ、水の中程で体を洗うとさらに2神が、水の表面でさらに2神が生まれて、

そのそれぞれ1神ずつが住吉三神になっています。

その後も左目を洗って太陽神・天照大御神を右目を洗って夜の神・月読命を生んだり、もう神がだだ洩れで生まれてきました。

 

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住吉大社へはあべのハルカスがある天王寺か、通天閣がある恵美須町から阪堺電車で行きましょう。

(あるいはなんばパークスがある難波から南海鉄道

 

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鉄道各線は、住吉大社へのアクセスを競うように駅を建てています。

アクセスは非常に便利。

 

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大阪の神社は灯籠が多いですねえ。

こういうずらずらと灯籠の並んだ神社は大阪ではよく見かけます。

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住吉大社第一殿から第四殿まであり、

その全ての幣殿と渡殿(手前)が重要文化財本殿(後方)の全てが国宝に指定されていて、海へ向かって建てられています。

幣殿・渡殿・本殿が連なったこの形式が住吉造。

後ろの本殿は内部で2室に分かれ、神様の住まう場所と、天皇が神と共に食事をする場所、に分かれているそうです。

 

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その恐れ多い建物の屋根には白猫が鎮座していました…(;´・ω・)

 

★*.+゚auraの子育て日記

赤ちゃんの生後2か月革命のお話

 

生後2か月で赤ちゃんは革命を起こすそうですね。その次は9か月に革命を起こすそうです。

検索すると必ずロシアの2月革命と10月革命が出てきますが、違います。

ちなみに10月革命では立憲民主党政府が倒されたそうです。

日本のあの党は何でこんな不吉な政党名を付けたんでしょう。

 

赤ちゃんの方の2か月革命は例えば、首が座ってくる。少しずつ声を出すようになる。指しゃぶりをするようになったり、目で物を追うようになったりするようですが、

わが子はどれもできるようになりつつあるのは確かですが、革命というほどのインパクトは感じません。

そういえば、お腹が空いた、のサインは出してくれるようになりました。

手をマイクを持ってるみたいに前に突き出して、ドヤ顔すれば、「お腹空いた母乳飲ませろや!」のサインです(たぶん)。

 

まだまだサインと呼べるものはそれ一つだけ。

「革命」という言葉の強さに引きずられて、その変化に気づいてないだけでしょうか。

それともまだ2か月革命は来ていないのでしょうか

……と考える生後2か月の誕生日でした。