建築遺産のlog!

世界中の建物に行けるといいな

No.177⌒★乳児と一緒に前橋へ初めての旅行に行こう-2るなぱあく

【建築遺産のlog!】第177号

2018年3月13日

 

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臨江閣から、道路を挟んで隣にあるのが前橋市中央児童公園「るなぱあく」。

 

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ジェットコースターも観覧車も無い小さな遊園地の「るなぱあく」ですが、意外と子どもたちで賑わっていました。

 

るなぱあくは1954年昭和29年という戦後すぐに開園した遊園地。

 

前橋で生まれ育った萩原朔太郎の詩に「るなぱあく」という詩の一節があり、そこから付けられた名前とのことです。

 

萩原朔太郎といえば、隣の臨江閣で結婚式を挙げた人でもあります。

 

萩原朔太郎は詩人で、孤独を好んだ変わり者でもありました。

 

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乳児でも乗れる遊具その1・「ひこうとう」。

 

飛行機の乗り物でぐるぐる回りながら登って降りてきます。

 

抱っこして乗ることで乳児でも乗ることができました。

 

乳児付き添いの大人は無料。

 

乳児と大人でたったの50円!

 

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結構高くまで登って行きます。

 

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乗ってみるとやはり結構高いです(;´Д`)。

 

高所恐怖症でも、このぐらいは大丈夫なはずだけど、古い遊具なので壊れないか、などと余計なことを考えてしまったので少し怖かったです。

 

ひこうとうは安定した安全な飛行だったので大丈夫です。

 

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乳児でも乗れる遊具その2・「メリーゴーランド」。

 

これも乳児+大人で50円の乗車料金。

 

ここにも、たくさんの子どもたちが乗り込んできます。

 

乳児が乗れるのは、写真右側のチューリップ型の座れる乗り物ですね。

 

メリーゴーランドの中に大人が入っていって中から子どもを撮影しても良さそうです。

 

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乳児でも乗れる遊具その3「まめきしゃ」です。

 

これも50円で乳児と大人が乗り込めます。

 

るなぱあくを一周して走り、トンネルをくぐったり、乗車時間はちょうど良い長さの乗り物で、やはりたくさんの子どもたちが乗り込んできました。

 

るなぱあくは500円で売っている11枚つづりの回数券でいっぱいに遊べて、子どもが楽しめ、親の財布も痛まない素晴らしい遊園地です。

 

乳児の場合は、3つしか乗れないので、乳児と親一人で行った場合、3枚ぐらいしか使わないかもしれないので回数券は必要ないかもしれませんね…。

 

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どれにのれるかな?

 

なんと、妊婦より、0歳児乳児の方が乗れる乗り物が多いのです。

 

ひこうとうは血圧が上がるからダメ、メリーゴーランドは目が回って気持ちが悪くなるからダメ、との配慮でしょうか。

 

「まめきしゃ」は大人には座席が狭くてお腹を圧迫しそうだったんですが、配慮しなくて大丈夫ですかね( 'ω' ;)

 

まめきしゃから見える国登録有形文化財その2「ラジオ塔」。

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環状路線のまめきしゃが走る真ん中にはおにぎり屋さんがOPENしています。

 

道路は「まめじどうしゃ」の道路。

 

おにぎり屋さんの屋根の上に覗いている灯篭のようなものは、国登録有形文化財のラジオ塔です。

 

2つ前の写真にも頭だけ見えていますね。

 

灯篭風のラジオ塔は昭和8年の建築で、この小さな塔でラジオの受信設備となっていました。

 

昔は低層の建物ばっかりなので、この高さでもなんとかやっていけたんでしょうね。

 

ラジオ塔は誰にも顧みられませんが、ひっそりと建っています。

 

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まめきしゃから見える国登録有形文化財その2「もくば館」。

 

昭和29年、つまり開業当初からあるもくばです。

 

料金は価格据え置きのたったの10円。

 

その安さから、意外な人気スポットにもなっています。

 

乳児は…危険なので乗れません。

 

文化庁のHPには、「間口4.5m奥行1.8m規模、片流れ屋根で、外装は竪板張とする。

 

正面は吹放ちで、前面に木製階段を付け、内部には5基の電動木馬を配する…」などと堅苦しく紹介されていました。

 

何度かのペンキの塗りなおしなどもしながら、ほぼそのままの姿で戦後の時代から今までを生き抜いてきました。

 

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古めかしいるなぱあくとは違って新しい建物のおにぎり屋さん。

 

簡易的な屋根ですが、明るくて良い雰囲気です。

 

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いろんな味のおにぎり。

 

けんちん汁の中にも…おにぎりが入っていました。

 

 

この後、なかなか終わらない大道芸を抱っこした状態でみてしまい、猛烈に疲れたので帰りました。

 

帰りの電車は大人も疲れ、子どもももちろん疲れていて、最初からぐずついていました。

 

 

そして電車が発車して早々のうんち!(;´Д`)

 

 

おむつ交換台の無い乳児キラーの高崎線グリーン車。

 

おむつ交換台のある駅で泣く泣く降りるか(そして電車は20分ぐらい来ない)、3時間近くの乗車時間を我慢してもらうか……究極の選択を迫られましたが、

 

乗務員が来ないうちに手早く座席で替える、ことにしました。(3つ目の選択肢)

 

高崎駅から熊谷駅ぐらいまではガラガラの車内。

 

周りには乗客はいません。

 

乗客がいないので乗務員もほとんど回ってきません。

 

これ以上ないほどの集中力でおむつを脱がせ、拭いて、着せて、何事もなかったように席に着きました…。

 

おむつwithうんちはビニール袋に密閉しているのであまり匂ってくることも無いでしょう。

 

発車してすぐで良かったー。

 

しばらく経ってからだと、降車を余儀なくされて、おむつ交換後また乗っても席がなくて座れないなんてことになったかもしれませんね。

 

長旅にもなる高崎線。

 

おむつ交換台ぐらい、整備して欲しいものです。

 

★今日のシャンゴ

 

群馬県のパスタ屋さんといえば、シャンゴ。

 

群馬県のキングオブパスタの優勝候補で毎年常連です。

 

それでいて、ファミレスのように利用できる気楽さのある、シャンゴ。

 

高崎、前橋に行くと必ず、寄って行きます。

おそらく、シャンゴには生涯で200回は行ったと思います。(昔のシャンゴはもっと良かった…)

 

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今日行ったシャンゴは、臨江閣や「るなぱあく」から、利根川を渡った先にある、シャンゴ前橋石倉店。

 

歩いて行けますが、空っ風が吹いている時は、川の橋の上は猛烈な暴風と花粉が飛びまくっているので気を付けましょう。

 

群馬県がこうも車社会になってしまったのは、冬の厳しいからっ風が原因かもしれません。

 

ひどい時は自転車をこいでいて1㎜も進めない時もあるんです。

 

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店内の風景はシャンゴ伊勢崎店と似ています。

 

店内にしきりがあって、なぜか空間を2つに分けている店内レイアウト。

 

一番向こうにいる親子の子どもの方は、「るな」ちゃんというらしく、お母さんから、

 

「るな、大人しくしないともうるなぱあくには連れて行かないよ!」と怒られていました(*´Д`)

るなぱあくから、るなちゃんと名付けたの…?

 

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シャンゴ定番のパスタと言えば…やはりシャンゴ風パスタです。

 

香ばしい味のするミートソースに、なぜかカツが乗っている一品。

 

初めてこれを食べた時、カツカレーかと思いました。

 

シャンゴのパスタはただでさえ大盛りなのに、さらにカツが付いているので満腹で動けなくなります。

 

ビールはイタリアを代表するビール、モレッティで。