No.164⌒★【函館市】大火と耐火建築。太刀川家住宅、中華会館
【建築遺産のlog!】第164号
2018年1月16日
今の時期、ビールを冷蔵庫に入れなくても冷えてくれるからいいですよね( ´∀`)(ズボラ)。
auraです。今日も相変わらず函館市をお送りします。
函館市電大町駅の近くには、太刀川家住宅(TACHIKAWA CAFÉ RESTAURANT MAISON)があります。
並びには、旧堤商会の古い建物もある、広い海近くの通り。
太刀川家住宅のCAFEは右の建物ですが、左の建物も同じ敷地内に建っている洋館です。
左側の緑の建物は応接のための棟。六角堂にも見えますが、正面だけが六角形(の半割り)で、後ろは長く長方形に伸びていました。
太刀川家住宅(右)は、土蔵風の外観で分厚いうだつが両脇に立っている、これまた和洋折衷の建物。
構造は煉瓦造。
明治33年(西暦1900年)に建てられた、重要文化財の店舗兼住宅。
海上貨物運送や、米などを扱う商家として建てられました。
旧堤商会も北洋漁業の会社。ここは、昔の海岸線沿いにあった建物だったんですね。その後港は拡幅されて、内陸の建物になってしまいました。
この付近の建物では珍しく、明治40年の函館大火前の建物で、しかもそのころからすでに耐火建築の煉瓦造にされています。
煉瓦造にしたおかげで火災の難から逃れられたのか分かりませんが、日頃からの備えの必要性を感じられます。
裏もなかなかいい感じの新築が建っていました。
たくさん車を置ける駐車場。狭い市街地ですが、ここはゆったりした敷地が多い町です。
カフェはドリース式の柱がお出迎え。
気候の良い季節は外でオープンカフェにもなったりするそうです。
tachikawa cafeは雰囲気の良い、入りやすい店でした。
他に何もない場所なのに、お客さんはどんどんと入ってきます。
今日頼んだのは、ジビエの鹿肉料理。歩き疲れていたので、とてもおいしく感じました。
大火が多くて、外国に開かれていたことから煉瓦造建築が多い函館市内。
中華会館も煉瓦造建築で、有形文化財に登録されています。
関羽を祀る、いわゆる関帝廟になっていて、現在は非公開(´_ゝ`)。
ここは、明治40年の函館大火後に建てられた建物になります(明治43年築)
公開されれば入口はこちらになるんでしょうか。
高い防火塀と外壁が一緒になったような、そんな建物ですね。煉瓦の積み方はイギリス積みでした。
敷地いっぱいいっぱいに建っている中華会館の隅には鳩(のオブジェ)が居座っていました。
★*.+゚auraの子育て日記
キラキラネームみたいな子供の名前を糾弾するサイトがあって、
我が子の名前も見事にばっちり載ってるんですがψ(`∇´)ψ、
やはり生まれる前にそのサイトを見た時は心を動かされるものです。
特にキラキラネームというわけでもないのに、そのサイトで晒されている、うちの子の名前…(投票ボタンがあったから「問題なし」を選択してやった)。
その批判の理由は、送り仮名が必須の漢字を名前に使うのはおかしい、みたいなものとか(ぶった斬り漢字)、
音読みにするとこうなるなら駄目だ!みたいな、
何で赤の他人のお前らにうるさく言われなきゃいけないんだ、と今では思えますが、
最初は、自分が言われるのはいいとして、子供を辛い目に合わせたくない。ということで、結構悩んだりするんですね。
そのサイトには、「お子さんの名付けの参考になれば幸いです。妊娠中・出産直後の脳内は妙にドリーミングになっているので、ご注意ください」などなどと書いてあって、あとあと困りますよ、お子さんがかわいそうですよ、ということをクドクドと説教しているしょうもないサイトなんですけど、
生後5ヶ月たった今でも、自分の子供に付けた名前に、後悔はないし、ますます愛着を感じます。
まさに、そのサイト自身が他のお母さんの目を覚まさせることができるんじゃないか、自分たちは絶対正しいことを言っている、と脳内ドリーミングな妄想で彩られてるんでしょうね。
このようなサイトに過度に影響されないほうが、これから生まれてくるお子さんのためです。このサイトに影響されなかったお陰で良い名前が付けられました。