建築遺産のlog!

世界中の建物に行けるといいな

No.156⌒★【千葉市】都川の建物たち。中央図書館、千葉教会

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千葉県庁の辺りを流れる都川。

ずっと辿って行くと、加曽利貝塚の方まで行き着き、この川を通して貝やら魚の輸送を行っていたんでしょう。(今も繋がってるかは分からない)

昔も今も、千葉市の重要な河川です。

 

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昔も今も都川は文化の中心地。

辺りにはたくさんの建築遺産がありました。

県の指定文化財である、日本キリスト教団千葉教会。

いわゆる旗竿地に建っていて、旗竿の竿の部分に顔を向けるように玄関が造られています。

 

千葉教会は、

井上馨による西洋式首都計画のために招聘されたエンデ・ベックマン事務所の一員としてやってきたゼールによって1895年に設計されたものです。

その西洋式の首都計画は井上馨の失脚によって無くなりましたが、ゼールはそのまま日本に留まり設計活動を続けました。

何気なくあった建物ですが、意外にかなり古い建物。

ただそんなに古い建物に見えないことと、県の文化財に留まっていることを見ると、改修の手が加えられているんですかね。

 

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裏手にある千葉県立中央図書館は見るからに古そうな建物。

でも教会よりはずいぶん新しい建物です。

1968年築、大高正人氏設計。

この地方を治めた千葉氏の拠点の猪鼻城があった台地の端の方に建てられています。

猪の鼻のように、にゅうっと突き出た台地だから?

 

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1968年当時の近未来を現したようなデザインをしています。

ロボット、基地、宇宙。そんなイメージが湧いてきます。

だいたい、庇だけのためにこんな重厚なコンクリートは必要が無いと思います。

ここが、軽快な金属製屋根などではあってはならないのです。

建物のコンセプト上。

 

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天井は格天井のように四角の梁が連続して構成されています。

内部も外部もどちらも同じ構成で、いかようにも建物は増殖していけるというメタボリズムの思想によるものです。

 

設計者大高正人の本も、わざわざ大きくスペースを取って設置されていました。

 

 

★auraの子育て日記(生後4か月)

 

最近、わが子は独り言をよく言います。

 

誰もいないのにぶつぶつぶつぶつ、しゃべっています。

(´Д`)まさか、誰かいるの?

 

聞いていると、寝る前の独り言と、機嫌がいい時の独り言と、機嫌が悪い時の独り言は少しずつ内容が違うみたいですね。

寝る前は独り言というより、鳴き声と独り言が同化している感じです。

 

………と、書いていたら、いつの間にか独り言をあんまり言わなくなっていました

(´Д`)

ブームがあっという間に過ぎ去るのが乳児。

先々週まであった人の顔を触るというブームとか(よだれでべとべとになる)、顔を合わせると盛んにしゃべりかけてくるブームなどは、すでにどこかへ消えてしまいました…。

今は一日一日が大事なんですね。