No.148⌒★プスプスで根岸森林公園に行こう!【横浜市中区】
根岸森林公園は、根岸駅か山手駅から、坂道をたくさん登って行ったところにあります。
標高が高くなるにつれて、家の大きさも車の大きさも変わって、経済格差を感じます。
距離はどちらの駅からも一緒だけど、根岸駅からの方が迷わずに行けるかも…しれません。
車で行くと、駐車料金は2時間まで400円、以降30分毎に100円などという料金がかかりますが、桜の季節はかなり早めに行かないと入れないので、その時は電車かバスで行きましょう。
広い公園では、乳母車のプスプスでお出かけしています。
プスプスでのお出かけは、こういう大きな公園を歩き回る時にはとても適しています。
フラットなのでより気持ち良く眠れそうだし、荷物をたくさん積んで行けます。
逆に、電車やバスを乗り継いで行く街歩きには全く適していないと思います。(バスにはいったいどうやって乗り込むんだろう…)
タクシーにも乗れないし、小さい自家用車には詰め込めないし…一種の道楽かもしれません。
根岸森林公園はその名の通り、森林と、草地が広がる公園。
公園はすっかり秋の風景になっていました。
根岸森林公園の北西の一角には根岸競馬場跡(横浜競馬場跡)の建物があります。
設計したのは横浜山手に現存する山手聖公会や、旧丸ビルを手がけたアメリカ人のモーガンです。
世界恐慌が始まった1929年(昭和4年)に竣工しました。
建物横はバスケットボール場になっていて、キッズたちが遊んでいました。
廃墟となった競馬場跡に、ストリートバスケットの姿はよく似合います。
アメリカ人設計の建物に、アメリカのスポーツ。
すぐ後ろには米軍住宅地。
ここは、アメリカなのです。
すぐ近くでは、吹奏楽部女子が楽器の練習をしていて、とてもいい雰囲気でした。
廃墟となった競馬場跡に、プスプスの姿もよく似合います。
すぐ近くでは、フクロウを数羽ベンチに並べてる怪しいおじさんがいました…(´Д`)。
根岸競馬場裏側。表側は、未だに米軍の管轄下にあって、その姿を撮ることはできなさそうです。
根岸(横浜)競馬場は、巨大な競馬場だったことが分かります。
もし、戦争がなく、日本軍に接収されずに(その後米軍に接収されずに)いたならば、
東京競馬場、中山競馬場に並ぶ首都圏第三の中央競馬開催地となっていたんでしょう。
その後一部は返還されたものの、競馬開催にはハードルが高すぎて、しぶしぶ根岸森林公園となりました。
アメリカ生まれアメリカ育ちの廃墟は今でも、米軍住宅地を見下ろしています(早く返して欲しい…)。