No.18⌒★鴨川市の誕生の地
★
千葉県は鴨川市へ向かいます。
いつものように、
久里浜港までバスに乗って、
久里浜港から金谷港までフェリー、
そこから館山終点の電車に乗って、
安房鴨川行きの電車に乗り換えて行き着くことができます!(;´Д`)(約2300円、3時間半)
お金をかけられれば、
横浜から東京へ行き、
特急「わかしお」へ乗って行くか、(約5000円、2時間半)
高速バスで行きましょう(約3000円、3時間弱)
お金を掛ければ掛けるほど到着時間が早まって行くのが分かります。しかしここは、フェリー・乗り換え地獄プランで行きます。単純に船に乗りたいだけというのもあるけど…。
フェリーに乗ったお陰でこの日は潜水艦とすれ違いました。
鴨川市は人口約37000人、関東地方としてはかなり少ない人口です。
人口は激減中なのに、その間、世帯数はなぜか逆に増加しています。一人暮らし高齢者や核家族などが増えたためだろうと思いますが、恐ろしい話ですね。
漁業が盛んな沿岸部と、農業の山間部に分かれています。
鴨川と言えばここでしょう。
特別天然記念物の鯛の浦。天然記念物のうち、特に重要なものが特別天然記念物に指定されます。
古来、鯛の浦は日蓮が誕生した地として殺生が禁止され、鯛の浦の鯛も古来から人間に飼いならされてきた、そうです。
岸壁は鯛を釣る人で溢れかえっていました。
まさか、殺生はしていませんよね(;´Д`)
鯛の浦遊覧船は、950円ですが、クーポンがそこかしこで配られているので、850円で乗ることができます。
写真に見えているのは、都知事が泊まったことで問題になったグループの鴨川ホテル三日月です。
ここでは、間違っても日帰り入浴利用はやめてください!(日帰りプールは可)
千何百円もする入浴料を取りながら、まるで納骨堂か何かかと思うような狭く閉じた空間のお風呂に入らされます( ノД`)
浴槽は一つだけ。値段的には350円ぐらいなら満足です。
ちなみに、鴨シーの近くの鴨川グランドホテルの日帰り温泉は、非常に良いお風呂でした。料金は1500円と高めですが、それだけの設備は整っていると思います。
三日月は話にもならないですね。
船を沖合まで出すと、船員さんが命綱無しで船べりを歩いて行って、鯛に餌をばらまき、すぐに鯛らしき魚が寄ってきます。黒すぎてよくわかりませんね…。
そしてこのあたりから、船は大幅に揺れ、酔いとの闘いになるので酔いやすい人は乗らない方がいいかもしれません。
◎鯛の浦タイ生息地(特別天然記念物)
国指定史跡名勝天然記念物 (10/3051件中) (千葉県内 1/43件中)
★★
日蓮が生まれた記念に誕生寺が建てられました。(1276年)しかし誕生寺の本当の場所は、現在は海になってしまっている場所にあったようです。
鯛の浦遊覧船の隣に建っています。向こうに見える、仁王門は県指定文化財。
灯籠がどこまでもどこまでも並んでいます。
祖師堂には、祖師、つまり日蓮の像が安置されています。
この寺には仏というより、日蓮を拝みに来ている人がほとんどだと思います。仏のいるはずの本堂へは、どうやって行くのかもよくわかりませんでした。
たくさんの霊獣たちが描かれています。
駅には特急わかしおが停まっていました。
これに乗れば1時間早く帰れるんですね。これに乗れば…。