No.10⌒★裏日光旧日光
日光へやってきました。
東武日光駅の方が東照宮に近いので便利、、かと思えば必ずしもそうではなく、
バスはJR日光駅が始発なのでJRから行くとガラガラのバスに乗って行けます!
そして日光は涼しいかと思えば、意外と暑かったりします。
東照宮への参道の途中で、スカイツリーと同じ標高634mと書いてあったので、高原というほどではないのでしょう。
日光神橋の辺りの東照宮入り口で降り立ちます。
お金を払えば、今だけ橋を渡れる日光神橋は、渡った先がなぜか行き止まりになっているので、渡る人は皆無ですね。
東照宮のすぐ近くの明治の館は、有形文化財に登録されています。
オムレツなどでテレビにも放映されて有名になった洋食のレストランで、
元は日本コロムビアの前身ともなったアメリカ人の別荘として名前の通り明治期に建てられました。
めずらしく石造乱積の建築ですが、
残念なことに、
内部はそんな凝った造りでもないかもしれません…。
それから、
間違っても建物の裏の厨房付近は、汚いので見ないようにしましょう(;´Д`)
見るなら食べた後にしてください。
◎レストラン明治の館(旧ホーン家住宅)(国登録有形文化財)
竣工:明治末期
構造:石造地上3階地下1階建、鉄板葺
国登録有形文化財(12/10715件中) (栃木県内 1/219件中)
太いスギのせいで小さい社殿がより小さく見える児玉堂を通り、
古い日光の姿を見せている小路を歩きながら、東照宮裏手の方へ行ってみます。
養源院跡。
水戸頼房の養母英勝院が於六の方(英勝院の小間使いとして仕えていたが、のちに徳川家康の側室に)の菩提として建てられた寺で、明治に廃寺になったようです。
さらに奥へ行くと、観音堂。
このお堂には香車がいっぱい置いてあって、前にしか進めない香車のような、まっすぐな子に育って欲しいという願いがこめられているようです。
天童市でつくられたような本格的手彫り将棋駒の香車から、5角形に手書きで書いた汚い香車までさまざまにあります。
ここから、一つを借り受けていって、願いが叶ったら、新しい駒を再奉納しにくるべし、とかなんとか聞いたことがあります。
それにしても香車のばら売りってどこで買えばいいんですかね。
楽天市場には将棋駒消しゴム「香車」、しか売ってなさそうでしたが…。
隣には開山堂という建物があります。
その名の通り、日光を開山した、勝道上人が眠っています。開山したのは西暦800年頃なので、東照宮が建てられる、800年も昔のことになります。
ここの五輪塔も、ふかふかと苔むして時が止まっていました。
さらに奥に奥に行くと滝尾神社が白糸の滝の上の方にそびえています。
最奥に子種石なる石が置いてあります。
この辺りは安産・子宝・子育て関係の祈願にいいストリートですね!
まあ、更にどんどん登って行った先には稚児ヶ墓なんていうスポットがあったりしますが…。
子種石はじめっとしていました。